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2016/09/19(月)

イベント&練習会レポート

高松店

セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝 [9月] クロスマウンテンバイク に行ってきました。

高松店、高木です。9月4日の佐渡トライアスロンに続き、今度はMTBの人気大会、

セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝 [9月] クロスマウンテンバイク に、9月18日に行ってきました。

 

佐渡ほどではありませんが、今回も移動が大変です。

長野県木曽郡王滝村まで、車で500キロ!!土曜日の朝5時に岡山を出発して移動開始。

私なんか、朝の2時に起きて、準備して、高松から総社まで移動してからですから!ほとんど寝てません(笑)

↑↑移動中の楽しみは、やはりグルメ。

中津川市にある、美味しいお蕎麦屋さんに今年も寄り道です。

お蕎麦の写真、撮り忘れる!!やってもうたー(笑)。

そんでもって、朝の五時に岡山発で、お昼2時過ぎくらいにいつもの会場の松原スポーツセンターに到着。

さて、今回、私は4年連続4回目の参戦ですが、ウェーブのスタッフにも、やっと王滝に行ってみよう、という無謀(笑)な若者が2人も現れたので、やっと私も王滝を引退できそうです(笑)。

その、スタッフ2人に詳細はお任せすることにして、

↑↑おーーと、いきなり、当日の朝です。

です。しかも、大雨です。寒いです。

 

当日は、大雨洪水警報発令されるほどの大雨ですが、中止にはなりません(泣)

コースの一部が、ひざまで雨水につかるほどになっていたりで、ほんとに走るんかい、

そんな中、スタート前のセレモニーは淡々と進み・・、

そして6時になり、非情にもスタートの号砲が鳴り渡りました。

司会の方の爽やかな一言、

いってらっしゃーい♡お気をつけてー!

ということで、今年も始まってしまいました(泣)。今回は写真でも撮りながら、のんびり行こうとスマホを持参してのスタート、しかし、その後、全く使用することなし(苦笑)。

始まってしまえば、いつもの全開モードになってました(笑)。

ということで、ここからはいつもの、写真なしでお届けいたします(学習能力なし!)。

 

雨はひどく降っていても、山の木々のおかげで、直撃というわけではないので、むしろ暑くなく、タイムを狙うには悪くないのでは??

スタートして最初の10キロで500メートル以上登ります。

ここが、毎回大渋滞。うまく前方をパスしながらひたすら登ります。

詳しくは↓↓

佐渡から2週間空いて、体調は絶好調!!

足がとにかく軽い。

いつもは序盤は慎重に行きますが、今回は失うものもなし、ぶっ飛ばすのみ!!

、思っていたら、スタート9キロ地点で、後輪に違和感が・・・・。

なんと、最初の登りでパンク!!!

なんで、登りでパンクするのーー!

 

タイヤを見たら、裂けてました・・・。

思えば、ここからが地獄の始まりでした。

今回は、チューブレスレディーのタイヤを装着していました。

シーラントの入ったパンク補修剤で、空気を入れてみた。

裂けた部分から、シーラント剤がブシュブシュと、出てきて・・。んっ、止まった??

 

止まった、ように思えました、いやそう思いたかったが、そこが完全に判断ミスでした。

冷静に判断して、そこから来た道を引き返せば、スタート地点に戻れましたが、が、先に進んでしまいましたーー。

長い下りを、ひやひやしながら下る。生きた心地がしませんでしたが、空気は抜けず。

また、延々と上ります。タイヤが気になってレースどころではない。

22キロ地点まで来たところで、お世話になっている、茨城のサイクルショップO2さんのジャージ発見!

思わず声をかけ、止まったところで、

ブシューと、なんと空気が完全に抜けた・・・。・・・・。------

タイヤの裂けた部分をシーラントが埋めても、泥水の中に突っ込むと取れてしまい、繰り返しているうちに、中のシーラントが、すべてなくなってしまってました。

もうこうなると、チューブを入れて、直すしかありません。

そこに、なんと救世主、現る!!(※ここからは、若干、北斗の拳調になりますがご了承ください。(笑))

 

今回、同行したスタッフの一人、若き王滝継承者の一人、草井くん(ケンシロウ?)

このせちがらい乱世の世の中で、彼は荒野に咲く一輪の花のように、私には見えました。

まさに、乱世(全く個人的なトラブル(笑))に現れた、救世主!!

 

 

 

そういえばーーー、

つい先ほど、もうひとりの王滝継承者である、井手くん(こっちはラ王、いやラオウか?)に出くわしましたが、

 彼は、泣きすがる私(笑)に、CO2ボンベを、1個渡し、そして一言、

 

『高木さん、

悪いんですけど、もうここでグッバイしていいっすかー。

ぼく、7時間切り狙ってますので、行きまーす。

じゃ、失礼しまーす。』

 

と、疾風のごとく、速攻で、荒野に消えていった・・・。

※なお、若干、行き過ぎた脚色が一部に見られますが、ご了承くださいませ(笑)。まっ、大体事実ですが(爆笑)

 

↓ちなみに、これが、井出サマから頂いた、大変貴重なCO2ボンベ。

  1個¥300(税抜き)でWAVEBIKESにてフツーに発売中でーす(爆笑)!

えー、さて、草井くんと私で、2人がかりで、チューブレスレディータイヤにチューブを入れます。

とにかく、タイヤが固くて、チューブレスのタイヤだけ入れるのも、確か2人がかりでやった、代物。

その苦戦ぶりを覚えていただけに、9キロ地点でタイヤが裂けた瞬間に、目の前が真っ暗になりました。

今日中にスタート地点に帰れるのか。歩くと何キロあるんだろう・・・。100キロあるくのは無理。ほんとに、おれはどうなってしまうんだ・・・。

 

それでも、救世主が現れ、力を貸してくれるおかげで、なんとか修理できそう。

2人なら、ちゃっちゃと直して、僕はリタイヤでいいから、今日中にはスタート地点には戻れる。

帰れる!!

 

ただ、チューブを入れた、チューブレスレディータイヤは2人がかりでも入らない・・・。

寒さで、手が凍えて、ただでさえ、強烈にかたいタイヤが、一向にはまらない。

時間もかかってしまっているし、ホントにもう、あきらめようかと、思いましたが、草井くんが力を振り絞ってなんとか最後は、はまりました。情けないがひとりの力ではめられる代物ではなかった。

 

思えば、今回は、出発間際に、高松から岡山に持ってきていた、工具一式、ヘルメット、ビンディングペダル補給食一式を自分の車の中に置き忘れるという大チョンボをやらかし、ヘルメットは何とか前日、出店で購入できたものの、他は何もなしの状態。それでも、大概の想定できることは準備たものの、一番おこってほしくなかったタイヤが裂ける事態が、序盤の、しかも登りで発生するアクシデント。下りは慎重に行く予定だっただけに、全く想定外。まったくもって、セルフディスカバリーできていませんでした。

王滝は、セルフディスカバリーアドベンチャーの名の通り、すべてのトラブルも基本、自分自身で対処しなければなりません、

ありがとう、君がいなければ、いきて帰れなかった。

草井くん、僕の分まで頑張って完走してくれ、

そして、この王滝のウェーブ正統伝承者となって、後に続く人たちにも、その厳しさと楽しさを継承してくれー!!

と、心の中で叫んだ(笑)!!!

さて、空気が若干少ないが、携帯ポンプで、入れたのでまあこんなもん、早く帰って、みんなの応援しよう!!

さて行くか、そのとき、んっ!!

なんか、後輪に違和感が・・・。

えっ、パンク????いやいやーー、そんなことないだろう。さっき直したとこだし。

 

話がまたまた、ながくなってきましたので、↑のギザギザ模様でも眺めながら、一息おつきください。

 

救世主が現れたのが、確か25キロ地点あたり、第一関門が34キロ(↑には30キロとありますが、正しくは34キロです。細かいこといいますが)

どうやら、も一回パンクしたようです。

絶望をとおりこして、もう完全に開き直りました。

とりあえず、第一関門まで押していって、そこから考えよう。

淡々と押していると、私と、同じ境遇であろう人、発見。

追いついて、話を聞くと、4回パンクして、もうチューブがない、もらうにも、もう誰も来ないので、ひたすら、第一関門目指して歩いていると。

この人と、延々と歩いていきました。後からわかりましたが。僕を手伝ってくれた、草井くん、第一関門に1,2分、間に合わなく、第一関門で足切りだったそうです。ほんとにすまないことをしてしまった。

ごめんよ、草井くん。

今回は私がすべて悪くて手伝うこともなかったかもしれないが、もし一緒に行った人が困っていたら、同じように誠心誠意、助けてあげてください。

それも、王滝ウェーブ正統伝承者の使命だからね!今回は、同じく岡山から来られていたN店長さんにも声をかけてもらって、かれこれ5分以上止まって、いろいろ助けていただきました。ほんとにありがとうございます。

 

これまでの、3年間は、ひたすら景色も見ずに、1秒でも速く、ただただ走ってただけでしたが、

今回は、この大会に参加している様々な人、運営くださっている方、ボランティアの方、陰で支えてくれている方や、参加者でありながら、困っている人を助けてくれる人の優しさにふれた、また違った大会になりました。

みなさん、ほんとにありがとう。

と去年までとは違う心で、言えます。

 

さて、もう一人の、若き王滝継承者、井手くんはどうだったのか!!

完走しましたーーーー!!

やりました、さすがエース井手!やるときはやってくれますねー!

私の前を、一瞬の疾風のごとく駆け抜け(いや、そんなことないだろう(笑)、井手君もありがとね。)、途中、かなり大変だったみたいですが、ゴールにたどりつきました。

いやー、私も、今回は、自分のことのようにうれしいです。

 

 

さあ、来年のウェーブの王滝継承者争いはいかにーー!当然、草井くんはリベンジに燃えてますし、王滝完走者の井手も黙っていないはず!!いつか、だれか7時間切りして、120キロの地獄を味わってくれー!!

以上、高木でしたー!では、来年の王滝で!?

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