2025/10/31(金)
イベント&練習会岡山店
【岡山店】小豆島周遊記 岡山・倉敷・高松でロードバイク始めるならWAVE BIKES
やるんスカ??
こんにちは、玉ちゃんです
自転車ロードレースを観たことありますでしょうか?
不思議とない方も多いと思います。
こちらを御覧ください。
彼らが何をしているかと説明しますと、すっかり日の落ち、かつ、尋常じゃないくらい雨が降る中をライトなしでチームタイムトライアルをしている様子です。
彼らが頼りにしているのは己の屈強な体と勘、仲間の背中と後ろから申し訳程度に照らしてくれているチームカーのカーライトのみです
普通やるか?
これにはベルギーの導火線のない爆弾でおなじみのレムコ・エヴェネプールも上の写真の通り大変ご満悦のご様子でした。
リアルタイムで僕も観てましたが意味がわからなかった。
さて、日没後にレースをするのは私の10年近い観戦歴でも思いつくのはこれくらいですが、雨の中でロードレースが開催されるのは普通のことです。
ロードレースはその名の通り一般の道路を利用してレースを行います。
ですので、室内トラックなどと異なり雨を防ぎようがありません。
かつ、開催にあったて当然ながら巨額のお金が動いているわけですからよっぽどのことがない限り多少危険でも中止や延期にはなりません。
そう・・・レースなら
おはようございます。
時刻は午前6時前です。
ここは新岡山港、天気は土砂降り
一体なぜ???
毎年の恒例である小豆島サイクリングの当日の朝ですがめちゃくちゃ降っています。
刻(とき)を遡ること前日の19時頃
社内のチャットに痺れを切らした2匹の狼が一石を投じた。
草井「天気が下降気味ですが中止の判断は誰がいつしますか??」19:14
意訳:頼む!!中止になってくれ!!!
井手「天候がかなり怪しいですが開催の有無はどうしますか?」19:15
意訳:頼む!!中止になってくれ!!!
一分違いで同じことを書き込むほどです。
しかし、狼の遠吠えなど意に介さない獅子の王はピシャリと言い放ちます。
代表「開催します。雨でも集合します。」
意訳:絶対に中止などにはしない。屈強な戦士だけを連れて絶対に走ってみせる
というわけで、今に至るわけです。
ちなみに、代表も代表で駐車場で挨拶するやいなや
「めっちゃ降ってるな(苦笑い)」
せやね。
ちなみに覚えている限りでも小豆島サイクリングで雨が降ったのはこれが初です。
それでも船は行く
さて、スタッフでも若干正気を疑うコンディションですが不思議なもので続々とみなさんが集合し始めます。
みなさん、なぜだか少し一様に嬉しそうな面持ちの方が多い印象。
ドMか??
岡山からの乗船は2年ぶりですがこんなにガラガラなフェリーも珍しいほどにWAVEのお客さんしか乗っていませんでした。
フェリーの中は温かいですし、空いているので優雅な1時間ほどの船旅です。
自由だ
自y・・・・ん?
は?
今は朝の6時だぞ??
朝からチップスター(しかもでかいやつ)食べるとかエリートすぎでしょう。
晴れて・・・・ない!!
さて、岡山を離れると雲も隙間を見せはじめ海上は晴れの兆しを見せ始めます。
いやー良かった。
もともと、岡山は雨天予報でしたが高松は晴れており小豆島も曇り予報。
このまま、行けば小豆島は曇りかな?
戸愚呂弟「お前もしかしてまだ 自分が雨に降られないとでも思っているのか?」
はい!写真だとわかりにくいですがばっちし小雨です。
小豆島も全然雨降ってる!!(ヤケクソ)
とは言え、岡山に比べれば幾分マシですし路面状態に気をつければなんとかはなりそうです。
さて、僕が今回受け持ったコースは「小豆島のダム全部回るコース」です。
寒霞渓4本??御冗談を
小豆島には「吉田ダム」「粟地ダム」「殿川ダム」「内海ダム」の4つの大きなダムがあります。
ここでは、ダムカードというダムの情報が書かれたカードを来訪者にプレゼントしておりそれをコンプリート使用というのが本ライドのメイン企画です。
とはいえ、路面もウェットと状態が悪いため本来は北側から寒霞渓を上がり東側に降りつつ吉田ダムを通過そのまま粟地ダム→二十四の瞳→内海ダム→殿川ダム→前島を回って120kmの予定でしたが色々ショーカットしていきます。
ハメられて勝手に寒霞溪四本コースにされていた草井さんは嬉しそうに自分のコースを中止にしてこちらのコースに合流していました。
また、来年走ってもらうか。
さて、じゃあ走りますか・・・と号令をかけた矢先
Iさん「あたしコンビニ行きたい!!!!」
自由だなー
常連さんのIさんがお腹がすいたらしくコンビニに寄りたいとのご要望。
その望み叶えてあげましょう!
さて皆が補給やトイレを済ませている中
すっ・・・・
にゅ~~~~
にゅ~~~~
いやっほんとに何してんの???
アウトソールが剥がれたらしくコンビニで瞬間接着剤を購入してくっつけてました。
事前にやっておきなさいよ。
なにはともあれ出発です。
土庄港から島の北側を回っていきます。
真偽の程はわかりませんが世界で一番狭い海峡こと土渕(どふち)海峡を渡って前島から小豆島に上陸します。
ちなみにこの土淵海峡は前述の内容でギネスに認定されているらしいのですが、土庄町役場に行くと100円で横断証明書がもらえるようです。
僕はその100円があれば果物ジュースでも飲むと思います。
旅の記念にいかがでしょうか?
最初のチェックポイントは道の駅 大坂城残石記念公園です。
といっても、トイレ休憩くらいですが。
ここは、大阪城築城に当たって献上されるはずだった切り出した岩が献上されることなく放置されている史跡らしいです。
無駄な徒労すぎる。
先祖の無念を晴らすべく厠の横には素敵な絵葉書をプリントした石が鎮座しています。
熱くなれ小豆島!!
さて、本来はこの先で寒霞渓に上がるはずでしたがまだ小雨が降ったり止んだりを繰り返していますし、変わらず路面はウェットなのであえなくパス。
直接吉田ダムに上がります。
吉田ダムまでは短い登りがありますが勾配はなかなか!
加速したくてウズウズしていたTさんと自然と勝負の流れに。
しかし、今回は悪天候にビビってセカンドバイクな上、軽量ホイールを後輩に貸す伊達男さが仇となり、一緒に走っていた脳筋をそのまま具現化したTさんに2戦2敗と得意な登りでボコボコにされる始末。
精進します。
吉田ダムと言えばこの謎モニュメント。
瀬戸内芸術祭関連のものと思われますが結構な巨像です。
さて、肝心のダムカードですが事務所でもらえます。
管理事務所に入ってすぐのところに専用の台が設けられています。
記帳台がありますのでどこから来たのかなど必要な事項を記入します。
それが済んだらここから一人1枚カードを貰えます。
昔はスタッフさんを呼び出す必要があったようですがコロナ以降はこの形式のようです。
というわけで、僕も1枚いただきました。
晴れてたらなーきれいなのになー
一応、雨は上がっていたので行くぶんは心は晴れておりましたが。
さて、次に移動します。
島の北と東側はあんまり何もありません。
お陰で、景色はきれいなところが多く、この南風台もその一つです。
ん???
またお前か・・・・
今思ったけどそこ濡れてなかったの大丈夫??
さて、本来ならここで東南側の半島を周って坂手港に抜けていく予定でしたが、めんど・・・安全とお昼の時間を考慮してショートカットしていきます。
二十四の瞳も観たことないから興味もないしちょうどいいのでカットカット。
さて、時間はちょうどお昼時ではありますが先に内海ダムに寄ります。
こちらのダムは草井さんいわくダムの放流口のすぐ下まで行くことのできる珍しいダムなんだとか。
何度も横は通ってますが一切そんな情報は知らなかった。
よくよく考えれば放流口の下なんてクソ危ないですもんね。
ダムって奥深いんですね。
というわけで、あっという間に島の南側まで周ってきました。
今回はかなり大所帯になってしまったので一箇所でのお昼は無理と判断。
13時に道の駅小豆島オリーブ公園に集合として一旦解散してもらい各自でご飯を食べに行くことに。
さて、僕は正直コンビニでも何でも構わないのですが丸亀店時代のお客様も来てくださっているので何処かに入ってご飯にします。
香川といえばやはりうどんということで僕はおろしかき揚げうどんを注文しました。
ちょっと物足りない気がしたのでおにぎりも一緒に頼みました。
運動したら炭水化物です。
同じ食卓を囲んだお客さんはふたりともカレーを注文。
Yさんは前日に夕食もご一緒していたのですが前日の昼と夜にカツを食べていたのに(しかも夕食は僕がそそのかした結果、カツラーメンとデミカツ丼)ここでもカツカレーを注文されていました。
絶対に狙っている。
となりのIさんは普通のカレーを注文し食べるや否や「レトルトやな」と冷たく一言。
お店の人に聞こえるよ笑
ほとほと食べ終えたあたりで、先に会計を終えて退店しようとしていたTさんが
「うわー、僕もおにぎり頼めばよかった」と僕のおにぎりを見て残念そうな声を漏らします。
ちょうど一個手をつけていないのが残っていたので食べますかと差し上げると「マジっすか!このおにぎりのお礼は必ずします!!」と昔話でしか聞かないようなセリフをいただきました。
いや別に気にしなくてもいいっすよ。
昼食も終え、ぼちぼちと道の駅小豆島オリーブ公園に。
道の駅の公式ホームページから拝借しましたがこちらの景色が有名なスポットですね。
道の駅としても結構しっかりしているので小豆島にお立ち寄りの際はおすすめですよ。
さて、集合時間までお客様や草井さんと談笑していると、Tさんがこちらに向かってきます。
Tさん「玉永さん!さっきのお礼になにか奢りますよ!!」
この漢、律儀すぎる。
冗談半分で目の前にあったスイーツのメニュー表を指さしたところ。
「わかりました!!!取ってきます!!!」
正直、Tさんの風体は身長が高くてガタイもよく顎にちょび髭を蓄えているので、失礼ながらどう見てもヤから始まる自由業の方にしか見えません。
なので、上のセリフも
「わかりました!!!(恫喝して)奪(と)ってきます!!!」
にしか聞こえませんでした。
そのことを、隣にいた草井さんに言ったら文字通りお茶を吹いていました。
人ってお茶吹くんですな。
というわけで、奪って来てもらったのがこちらのスイーツです。
絶対に自分でおにぎり買ってたほうが安く済んだでしょ。
何味の何だったかは全く覚えておりませんが美味しかったことは記憶しております。
ごちそうさまでした。
最後は殿川ダムに向かいます。
殿川ダムは他のダムと異なり少し島の奥の山の中にあります。
世間一般からしたら他のダムのようにダムから海が見えるほうがおかしいんですけどね。
この殿川ダムの近くには風光明媚な棚田がありますので時間があればよってみてください。
僕らも棚田は見ましたが天気も曇りですし流し見で通り過ぎました笑
いやーというわけで4つ全部のダムに無事回れました!
雨が降ってたので一時はどうしようかと思いましたが大きなトラブルもなく終わることができたので良かったとしましょう!
粟
地
ダ
ム
忘
れ
て
た
!
-完-
ま、いっか
というわけで、今年の小豆島サイクリングも無事終える事ができました。
皆様のおかげですね。
トラブルも笑えるほのぼのとしたものしか起きませんでした。
悪天候にもかかわらずこういった結果で終える事ができたのは普段の練習会などで安全を重視していただいている体と思います。
それにしても、明るい時間に帰れるなんてなんてしわせなんでしょうね!
いつも、他のコースがクソ早い時間に帰路についているのにも関わらず岡山行の最終便ギリギリまで寒霞渓を登る頭のおかしいコースとは違いますはガハハ
みなさんも多少の疲れは見えますが満足そうなお顔を拝見できたので嬉しかったです。
おまけ:草井さんとの意味のわからない写真集
二人で連れんションしに行ったら止まっていた「からかい上手の高木さん」ラッピングフェリー。
玉「k、く、草井さん!!た、高木さんと一緒に写真撮っちゃいましょうよ」
草「せ、せやな!!」
と二人でテンプレートなオタクのモノマネをしながら写真を撮ってました。
ふたりとももともとキモオタなんだからオタクのマネなんてする必要ないのにね。
二人してヤニ(モンスターエナジー)が切れてしまったので船内を亡霊のごとく彷徨った挙げ句、まんまと設置者の思惑通り写真を撮る用の舵を握ってしまう哀れないいねの亡者。
人類は承認欲求を求めて中身のない行動をしてしまうスケアクロウ。
ではまた!
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