こんにちは、玉ちゃんです

当店の主力商品はこちらのクロスバイクと呼ばれるハンドルがまっすぐなスポーツ自転車です。

クロスバイクは、ツーリングはもちろんのことダイエットなどのフィットネスや通勤通学など使用者によって使い方が様々あります。

ですので、基本的には自転車にはママチャリなどのシティサイクルと異なって泥除けやキックスタンド、ライトなどが付属していません。

雨のなか自転車に乗らないのに泥除けは要りませんし、逆に街灯の少ない真っ暗な道を夜通るのに申し訳程度のライトがついてても不十分です。

使用者の必要に応じたオプションをだけをつけたほうが余分な出費も抑えられますし見た目もごちゃつきにくいのでスタイリッシュさも残しておくことができます。

とはいえ、逆に言えば必要な物があるのであればつけたほうがQOLが上がるもの。

今回も通勤で荷物を載せるためにかごを取り付けたいとのご依頼を頂いたので、そのカスタマイズをご紹介します。

ご依頼を頂いたのはこちらのFX3です。

Vブレーキ時代のものなのでシルエットも細く歴代でもかなり軽量なクロスバイクですね。

では、できたものがこちらです。

オーナー様はなるべく目立たないものがいいとのご要望をいただきましたので同系色のものを選びましたが写真だとよくわからないくらい馴染んでいますね。

では、少しだけ構造を見ていきましょう。

今回はADEPTというバイクパーツブランドのものですべて統一しました。

またなるべく重たい荷物を載せられる用にハンドルバーに取り付けるだけのバスケットではなくフロントラックを取付、その上にバスケットを固定するという方法にしています。

これにより前者の方法が耐荷重が5kg以下ほどに対して10kg程度までは耐えうる用になります。

なので、まずは下の写真のようにフロントラックを取り付けます。

TREKのFXシリーズには大概フロントフォークと呼ばれる前輪を固定しているパーツの外側中央にネジ山が設けられています。

ですので、今回はそこに橋を渡す構造のモデル選択しました。

フロントフォークの先端から橋を伸ばすタイプも有るのですが短いほうがおしゃれかなと言う理由でこちらにしています。

この辺はご自身の自転車の構造に合わせて何種類かのラインナップから選ぶことができます。

バスケットの固定には専用のステーがあります。

上と下からフロントラックとバスケットを挟む形で固定をしています。

ただ、ネジとナットで固定している関係で安定はしますが振動で緩む可能性も考慮して要所はタイラップで固定をしてセイフティーにしています。

今回のカスタマイズは工賃を含めて17050円ほどです。

安いか高いかは絶妙なところですが構造はかなりしっかりしていますので興味のある方はぜひご依頼ください！

ではまた！