2025/06/18(水)
メンテナンス総社店
【総社店】コンポをSRAMしてみませんか?岡山・倉敷でロードバイク始めるなら WAVE BIKES 総社店

合理的に行こうぜ
こんにちは、玉ちゃんです。
皆さん、コンポーネントは何を使ってますか?
どうせ、SHIMANOでしょう?
知ってますとも
うんうん
はいはい
SHIMANOは日本国内においては価格や信頼性の観点からいわゆる完成車にはほとんど当たり前のように組み付けられています。
なので、そのまま使っている方が大多数だと思います。
それでいいのか!!!!!!!!
(※別に問題はございません※)
「周りがそうだから自分も」だの「考えるのがめんどくさいだの」
(※個人の感想です、会社の方針ではございません※)
観光地の池の鯉のように考えずに口を開けてれば餌をもらえる時代は終わった
(※個人の感想です、会社の方針ではございません※)
自分の足で立って、自分の眼で選び、自分の手で掴めよ日本人
(※個人の感想です、会社の方針ではございません※)
さて、そもそもとしてコンポーネントブランドはSHIMANO以外にあるの?と言う方も多いかと思います。
実はコンポーネントメーカーはSHIMANO以外にも意外と多くあります。
例えば、ホイールメーカーとして不動の人気を築くCampagnoloもスーパーレコードをはじめとしたコンポーネントを生産しています。
随所にカーボンを利用した高級感のあるディティールが非常に美しいコンポーネントです。
また、レバーに関しては見た目の美しさだけではなく非常に握りやすい形状や2x13の新型SuperRecode EPSではサムシフターが復活したおかげでレバーポジションだけでなくドロップポジションでも変速を可能にする機能性も兼ね備えており多くのファンがいます。
圧倒的な弱点としては値段が高い。
そして、今回の主役であるSRAMはアメリカのコンポーネントメーカーです。
昨今は徐々に存在感を示しつつありプロロードレースのプロトン内では使用率が上がっている傾向があります。
SRAMは他メーカーと比べるとカスタマイズ性などが非常に合理的かつユーザーフレンドリーです。
例えば、ROADやMTBのコンポーネントの互換性が非常にフレキシブルなのでミックスしての運用もできます。
更に、新型と旧型で互換性があるのも嬉しいポイントです。
今回は、その中でもSRAMの組み換え依頼をいただきましたのでご紹介させていただきます。
今回の食材はこちらです。
今回カスタマイズする自転車はこちらです。
シルエットクイズかと思うくらい真っ黒で何も見えませんね。
こちらは、TREK DOMANE SL5です。
フロントISO SPEEDを廃止して軽量化、かつ、フル内装化したことでよく走って乗り心地も見た目も更に良くなった現行モデルです。
今回はこちらをSRAMのRIVAL MIXで組み替えて行きます。
まずは、このように素材を丸剥きにします。
コンポを組み替える際に使い回せるものがローターくらいしかないのでまずはこのような状態にする必要があります。
そして、出来上がったのがこちらです。
撮影時の天候の違いもあると思いますが一部がシルバーになってので形がなんとなく分かるようになりましたね。
各部をピックアップして見てみましょう!!
まずはクランクですね!
こちらは横から写真を見た際に自転車の顔とも呼べるパーツです。
ですので、ここはあえてRIVALグレードではなくForceグレードにしております。
これによってクランクアームはカーボンになり見た目もさることながら足触りも良くなります。
チェーンリングの歯数は46/33Tと元の50/34Tよりもコンパクトになっています。
ちなみにこのクランクセットの組み付けるにあたってはボトムブラケットもSRAM仕様にしなければいけませんのでクローダーのセラミックBBに交換しています!
なぜか外しているとこの写真があったので掲載しますがこんな感じで取り外して付け替えております。
これまたなぜかリアディレイラーの写真を撮影し忘れたので新型Forceの画像で代用しますがイメージはこんな感じです笑
カセットはForceにしています。
SRAMのカセットはトップ側4枚のギアを一体成型、その他のギアをスチールピンで固定する「Mini-Cluster」構造により耐久性と軽量化を図った構造をしています。
消耗した歯だけを変えられるところはSHIMANOの方が便利ですねー
ただ、ちゃんと変速をしていれば一部の歯だけが先に消耗し切ることはまずないのでまず問題にはならないと思います。
それよりも、トップが11Tではなく10Tなおかげでアウターが46Tでギア比が4.6になるのは非常に優れています。
SHIMANOの場合はコンパクトでも11Tに対して50Tなのでギア比は4.54となります。
それに対してローは33Tなのでインナーにした際はちょうどギア比は1.0となります。
SHIMANOも最新の105はローが34Tに対してインナーも34Tなのでこちらも1.0ですね。
つまり、SRAMのほうが幅広いギアをカバーできる計算となります。
これは便利ですな。
ちなみにギア比が何なのかというとペダルを一回転させたときにホイールが何回転するかを示しています。
ギア比が4.6であればペダルを一回転させるとホイールは4.6回転しギア比が1.0の場合はペダル一回転でホイールも1回転します。
ちなみにギア比の数字が大きいペダルを踏むのに必要な力は大きくなりますのでギア比がデカければいいわけではありません。
フロントディレイラーはこんな感じです。
さてここで、SRAMのコンポーネントの最大の特徴であるフルワイヤレスシフトについて説明いたします。
SRAMはSHIMANOと異なりシフター、フロントディレイラー、リアディレイラーが無線で接続されています。
SHIMANOの場合はシフターは無線なものの、バッテリーに対してフロントディレイラーとリアディレイラーは有線で接続されています。
これにより、何がいいかというとバッテリーが簡単に取り外せるようになります。
SHIMANOの場合はリアディレイラーの充電ポートに専用コードをつけることで充電ができます。
つまり、自転車ごとコンセントの近くに持っていく必要があります。
これに対してSRAMは写真のようにバッテリーのみを外して充電する構造になっています。
このため、自転車をわざわざコンセントの近くに持っていかなくても充電をすることが可能となっています。
更にSHIMANOの場合はうっかり充電し忘れた場合はフロントディレイラーが動かなくなり、次にリアが動かなくなりますがSRAMは異なります。
SRAMの場合は片方のバッテリーが切れたとしても残っている方のバッテリーを付け替えれば変速をすることが可能です。
さらに言えばサドルバックなどに予備のバッテリーを持っておけばその場で取り替えて走ることが可能です。
ちなみにCampagnoloも外付けのバッテリーですがなぜか前後でバッテリーが違うのでSRAMのようなことはできません。
いやいや、SRAM便利すぎ。
ついでにタイヤをグラベルキングからハッチンソンのオーバーライドに変更!!
もともとついていたグラベルキングはただの太いスリックタイヤでしたがオーバーライドはオンロードも苦じゃない程度にはノブが多少付いていますのでふとしたダートも走ることができますね。
新型も出たよ!!
さて、ブログを書こうと思っていたら新型のコンポーネントが発表になりました笑
詳しくは別のブログでご紹介する・・・・かもしれないので乞うご期待を
ここでは簡単にご紹介します。
今回ローンチされたのはSRAMのロードコンポではセカンド&サードグレードに当たる「Rival」と「Force」です。
Forceは、RED同様レバーの形状を一新。
今までは直角に見まごうほどブラケットの上部がボックスのような形状をしていましたが、非常に握りやすいフードの形状に加えワンフィンガーでも適切なブレーキ操作ができる様になっています。
またレバーの内側にはそれぞれボーナスボタンが増設されブラケット上部の突起を握り込むいわゆる上ハンドルのエアロポジションでも変速が可能となりました。
SHIMANOと違ってリアだけでなくフロントの変速もできるのが非常に嬉しいですな。
更に使い捨てパワーメーターと言われていたチェーンリングの構造も一新。
チェーンリングと一体化した根本的な構造はそのままに、チェーンリングをスレッド構造にすることでチェーンリングのみを交換することができるようになりました。
前の世代の構造がおかしかっただけなような・・・
Rivalもこれと同様なブラッシュアップをしつつ価格を抑えることでエントリーユーザーでも気軽にSRAMの電動を体感できるようになっています!!
気になる方はぜひご相談ください!
ではまた!
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