2024/11/28(木)
イベント&練習会レポート丸亀店
【丸亀店】合言葉はセーフティ!ぶどうオフロード2024 耐久レースレポート 高松・丸亀でロードバイク始めるならTREKコンセプトストア WAVE BIKES 丸亀店
かかってこい!
こんにちは、玉ちゃんです
今回は、初めてMTB向けのイベントに参加してきましたのでそちらをレポートしていきたいと思います!
今回参加したイベントはこちら!
ぶどうオフロード2024 耐久レース!!!!!
岡山県の井原市にある葡萄浪漫館に特設される周回コースでの耐久レースです。
参加の間口も非常に広くソロでの参戦はもちろんのことチームを組んでの参加や、グラベル部門、e-MTB部門などいろんな形で参加できるようになっています。
僕は岡山の常連様と2名でチームMIXカテゴリー(男女混合のリレー部門)で参加しました!
ちなみに僕もチームメイトのTさんもヒルクライムイベントはゴリゴリですがMTBは素人も素人。
僕は、ちょろっとはオフロードを走った経験がありますが付け焼き刃程度のお粗末なものです。
Tさんも最近MTBを買ったばかり・・・
もっと言えば香川から参加して参加者のうち2名は買ったばっかりです笑
ですが、うちの社長曰く「ぶどうは練習せんでも走れる」らしいので鵜呑みにして参加しました。
※安全に走るための最低限の練習はしてます※
さてさて、今回ライバルとなるチームを確認してみましょう!
なんとたったの4組のみ!
しかも、この4チームはほぼWAVEのお客様のみなので身内争いです笑
ちなみに僕のチームは「WAVE BIKESチーム愚地独歩」です。
優勝はもらったな!!とたかを括っていると待ったがかかります。
待ったをかけたのは丸亀店で構成された「チームWAVE おいっ!たま」です。
名前からわかる通り僕の純粋なアンチのみで構成された部隊です笑
やんのか?かかってこい!!
めっちゃ楽しい
戦いの舞台となる葡萄浪漫館は丸亀から1時間半ほどで行けるので非常にアクセスが容易です。
会場についたら準備を行います。
特に重要なのは試走です。
安全に走るためにはコースのレイアウトをしっかりと把握しておく必要があります。
オフロードはオンロードと違って初心者向けのコースでも容赦ない急勾配セクションがあることがあります。
慣れれば確かになんてことはないのですが普段ロードに慣れているとこの起伏が結構怖いものです。
こんな感じで入念に下見を行います!
スタート前にも選手を集めてブリーフィングを行います!
オンロードよりも安全を優先している気がしますね。
今見て思いましたがみんなムキムキ過ぎんか?
気の所為??
さて、僕が参加したチームMIXは2名以上でチームを編成しチームメイトと交代しながら5時間走り続けます。
当然人数が多ければそのほうが有利に進めることが可能です。
そして我々もスタートします!
僕の格好(画像から見て左側)を見てもらったらわかる通り11月とは思えないほど暑かったです。
コースは1周約2kmほどで、グラウンドを走る平坦区間と山側を走るアップダウンに富んだオフロード区間の大きく分けて2セクションに別れています。
大会を開催するにあたってコースを整備してくれてはいるもののスパイスを感じられるように木の根っこなどはおそらく何箇所かはわざと残してくれています。
平坦区間は写真から分かる通りぶっ飛ばすことができますが・・・
山の中を走るオフロード区間はバイクコントロールに集中力を持っていかれるので思うようなスピードが出せなくなります。
僕らの参加したカテゴリーはチームメイトと交代できるのである程度強度を持って走っても休むことができるのでロードで鍛えた体力の一本槍で突き進みます。
ちなみにチームメイトが苦しんでいる間僕らが何をしている言うと・・・
ほぼキャンプ!!!
お菓子を食べたり、雑談したりと走っているとき以外はまったりと過ごせます。
こんなイベントはロードにはない。
走ってる時はこんなにみんな真剣なのに・・・笑
温度差がすごいですね。
さて、オフロードに慣れていない我々はなかなか変速や漕ぎ方などが荒削りなため通常よりもガンガン体力を持っていかれます。
特に、僕のチームは2名交代ですので更に体力を消耗します。
最後40分ほどを残してTさんが「後はお願いと」強制的にアンカー指名してきます。
僕もだいぶくたびれていましたがだいたい4周もすれば終わるのでそれに合わせたペースを作ります。
テクニックはないので、平坦区間でしっかりとマージンを稼いでオフロード区間は休みながら走るを繰り返します!
そして、終了時刻を回ったのでゴーーーーーーール!!!!!
周り「ラスト1周!!!!」
「はぁ?」
当初のプログラムでは14時にフィニッシュ予定でしたが、スタート時間の関係で14:05にずれていたとか・・・・
いや、5周は無理やて・・・
すでに、脚はつりかけの状態です。
しかしながら、他のチームと思ったよりも周回差を開けられていない気もするので流していいものかもわかりません。
万が一、同周回だった場合は当然どちらが先着するかで勝敗が決します。
踏むかぁ・・・・
正真正銘ゴール後の様子。
心拍が上がりきって辛い・・・・訳ではなく脚が完全に攣ってしまって一歩も動けない状態です。
ようやく、横になれましたが少しでも動けば体の各所が攣ってしまうので全く動けません笑
みんなは僕の珍しい姿を見れたので嬉しいご様子。
煮るなり焼くなり好きにしてくれ。
そして、チームメイトと5時間頑張った甲斐もあり
無事に優勝!!!
蓋を開ければ1周差があったようなので最後は踏まなくても良かったのですがオールアウトできる機会はそうそうないのでこれはこれでよし!!!
チームメイトのTさんもご満悦なご様子。
頑張った甲斐がありましたわ。
ちなみにスタッフが入ったチームはどちらもポディウムに上がることができました笑
さすが草井さんできる男やで~
リザルトをよくよく見てみると
チームカテゴリーと比べても2分差しかないですね!!
ズブ素人2名のチームしては大健闘じゃないでしょうか?
反省会
さて、今回参加して思ったことは機材の重要性です。
僕が使用した機材はTREKのカーボンハードテールバイク「Procaliber9.5」です。
ドロッパーとハンドル以外はほぼ純正のまま参戦しました。
ハードテールというのはMTBの中でもフロントフォークがサスペンションになっているモデルのことを指します。
ちなみにリア側にもサスペンションが付いたモデルをフルサスペンションといいます。
今回のようなアップダウンのある未舗装路を周回するコースを走るにはクロスカントリーと呼ばれる競技に適したバイクが走りやすいです。
MTBはかなり競技が細分化されておりクロスカントリー以外にもトレイルやダウンヒルなど様々な競技があります。
そしてそれぞれで重要となる要素が異なりますのである程度競技にあったバイクを使う必要があります。
今回出たクロスカントリーの場合は主に以下のような点が重要となります。
・登坂力
・平坦順行性
・軽量性
要は軽くてペダルが回しやすいバイクってことです。
Procaliber9.5は一応そのままの状態でも今回のようなイベントは走ることが可能です。
強いて言うならドロッパーシートポストがついていないのでつけることを強くおすすめします。
ドロッパーシートポストは手元のレバーを使うことでサドルの位置を上げたり下げたりすることができるシートポストです。
クロスカントリーはMTBの中ではかなりマシな方ですが20%を超えるような急坂やタイトな下りのコーナーを曲がる必要性があります。
その際に、重心の位置がペダリングのしやすい高い状態のままだと安定して操作することができません。
今回のコースは多少自身のある人ならドロッパーシートポストなしでも回れますが初心者はそうもいかないのでほぼ必須です。
ここからは変えたら良かったなぁーと思ったアイテムです。
まずはタイヤ!!!
純正でついていたBontragerのXR2はかなり滑ると言う噂でしたが確かによく滑りました笑
今回ぐらいのコースでは疲れてきた後半に1回滑って転けたくらいで問題なかったですがやはりコーナーではもう少しグリップしてほしい感はありました。
上級者は体の使い方やバイクコントロールが出来上がっているのでテクニックである程度タイヤの性能差を埋めることができるかもしれませんが僕のように素人が使うと如実に進めない場所などが出てきます。
ですので、タイヤはできるだけ変えたほうが良いと感じました。
お次はブレーキ
純正にはSHIMANOのMT200がついてます。
これ、ブレーキだけですとどれくらいのお値段だと思いますか?
なんと1個約2,000円です笑
クロスバイクにつけるのであれば値段としては妥当かと思いますがマウンテンバイクで使うには制動力が弱すぎます。
純正のブレーキレバーは本当にクロスバイクと同じものがついています。
こちらのレバーはブレーキをかけるのには最低でも指2本をかける必要があります。
ですが、よりコントロール性を高めるためにも指1本でも適正なブレーキをかけられるモデルを選ぶほうが良いと思います(まぁある程度のお金をかけると能動的にワンフィンガータイプのレバーになりますが・・・笑)
また、通常ロードバイクなどではブレーキのピストンは片側に1個ずつの2ピストンが主流です。
それに対してMTBではより制動力を高めるためにピストンが片側に2つついた4ピストンが使われる場合があります。
どちらを使うかは、ご自身の競技レベルや参加されるイベントによって異なるので一概にはどちらとも言えませんので要ご相談ですね。
細かいところで言うとブレーキオイルもロードのようなミネラルオイルではなくより熱に強いDOTフルードが一応おすすめです。
あとはサスペンションも変えたかった・・・・
サスペンションは値段が上がれば滑らかな動作や軽量性などが向上します。
が、今回のコースはそんなところは気になりません。
なんで変えたかったといいますとサスペンションのロックを手元でできないことです!!
サスペンションは地面の凹凸に併せて沈み込んだり、段差から降りた際の衝撃をいなしてくれます。
これにより、オフロードでもある程度のコントロール性が確保できます。
しかしながら写真のような平坦区間でサスペンションが稼働してしまうとペダルを踏み込んだ際のトルクもサスペンションが吸収してしまいます。
ですので、平坦のセクションではサスペンションが沈み込まないようにロックする必要があります。
上位グレードのサスペンションですとリモートレバーというものを使ってハンドルを握ったままでもサスペンションのロックを操作することができます。
ですが、僕の場合はROCKSHOXのJUDYというエントリーモデルのサスペンションフォークを使用していたのでそんな機能はついていません。
ロック自体はできるので一々走りながらサスペンションの右肩についているレバーを操作してロックと解除を繰り返していました。
マジで煩わしかった・・・
ちなみにロード乗りの方は想像しにくいでしょうがホイールと変速機は後回しでも構いません。
もちろん変速機に関してはある程度のグレードはつけないと起伏の変化についていけません。
が、正直ちゃんと動くのであれば何でもいいように思います。
電動変速化するなら話は変わりますが笑
ホイールに関しても変えたほうがいいとは思いますが・・・正直優先順位はかなり低めかと思います。
そのままでも走れたしね。
強いて言うなら重さよりもかかりの速いホイールのほうがほしいかなとは思いました。
ペダリングを始めてトルクがかかるまでにラグがあると急斜面での復帰が怖い。
とりあえず、来年はブレーキとタイヤを変えますわ。
サスペンションは・・・・草井さんのを引っこ抜きに行くかな。
ですので、まだ初心者ですが初心者なりに変えたほうがいいかな?と思う優先度としては
『必須』
1.タイヤ
2.ブレーキセット
3.サスペンション
『入れ込むなら』
4.変速(電動化)
5.ホイール
Procaliber9.5の場合の話ですので人によってこの辺は変わってくると思います。
できっこないさ、やらなくちゃ
さてさて、さっきの反省会は正直少し欲張りな話ですね。
より安定してより速く走るために機材をアレヤコレヤとほしいという話ですからね。
今回声を大にして申し上げたいのは・・・・
MTB超楽しい!!!
ロードバイクはある程度のレベルまでであればペダルが回せれば速くなります。
もちろん、細かいテクニックはありますが習得するのはさほど難しくないものが多いです(・・・やめて石投げないで)。
それと比較するとMTBは難しい!!!
まずぼーっと走ることは殆どできません。
目まぐるしく変わる地面の性質や起伏、障害物に併せてコース取り、重心、変速、ドロッパー操作など複雑な操作が要求されます。
そして、それが間違っていると転けてしまいますし脚を着くこともあります。
この即座に答え合わせができるのも楽しいです。
今回は周回コースでしたので1周目よりも周回を重ねることでよりきれいに様々なセクションをパスできるように自然となっていきます。
できるが、見えるのはとても楽しいです!
そして今回のイベントは、基礎さえ抑えておけば初めての方でも気軽に参加できる難易度ですのでぜひ臆せず挑戦してみてください!
そして慣れてきたら八幡浜国際MTBレース、SDA王滝や松野四万十MTBレースなど多きイベントもありますのでチャレンジするのもいいと思います!!
僕もどれかは来年チャレンジしてみたいです笑
みなさんもMTBデビューしてみては?
ではまた!
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