2024/09/15(日)
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【総社店】5つのロングディスタンストライアスロンを(主観で)比較してみました。
皆さんこんにちは、岡本でございます。
実は先日、9年ぶりに日本国内での開催となった、「アイアンマン(IM)」(※1)に参加してまいりました。会場は北海道南部の北斗市と木古内町にまたがるエリア、私自身数十年ぶりの北海道上陸です。
それを踏まえて今回は、現在国内で開催されている5つ(宮古島、五島、皆生、佐渡、IM)のロングディスタンス(※2)レースについて、いくつかの視点から個人的感想を紹介してまいりたいと思います。今後これらの大会に挑戦をお考えの方等、参考になれば幸いです。
ちなみに取り上げる視点は、1.岡山香川からのコスト(所要日数やアクセスの容易さなど)、2.現地での段取り(受付や競技説明会、レース当日やフィニッシュ後の動きがシンプルかどうか)、3.コース(スイム、バイク、ランそれぞれについて)、4.レース中の雰囲気、の側面を見ていきたいと思います。
※1)
ワールドトライアスロンコーポレーション(WTC)が開催する一連のトライアスロンレース。基本はスイム3.8km、バイク180km、ラン42.2kmのロングディスタンス。WTCが主催(または許可がなければ)でなければ、前述の距離でもアイアンマンレースとは名乗れない。
※2)
概ね、スイム3.0km超、バイク100数十km超~200km、ラン40km程度のトライアスロンレース。定義は曖昧で、今回取り上げる5つのレースもスイム3.0~4.0km、バイク123~190km、ラン35~42.2kmと幅がある。
コスト
ここで触れる「コスト」とは、岡山香川から参加した場合の所要日数やアクセスの容易さについてです。結局旅費もそれに伴って膨らんでいく傾向にあろうかと思いますので、コストという項目でまとめました。
1位:皆生
これはダントツで皆生です。最短で土日の2日あれば参加可能です、まあ私はやりませんが。。。。受付は前日、フィニッシュ後当日にバイクを回収して、岡山香川であればその日のうちに帰宅も無理ではありません。交通手段も自家用車が使えて、融通も利きやすいですね。ただ一般的には土日月(海の日)の3日間で参加する選手がほとんどかと思います。
余談ですが今年の皆生では、レース中の娘の子守りをしてくれていたハズの父は「忘れ物をした」と私たちのレース中にホテルと岡山の自宅とを往復した後、フィニッシュ会場で娘と待っていました(笑)というくらい身近なレースです。
2位:佐渡、3位:五島
一緒に紹介するのは、1位とは大きな差があり、2位と3位とは僅差という感覚だからです。
どちらの大会も前日の土曜日に受付をすることが可能です。ですが、岡山からの移動を考えると土曜の朝出発では間に合いませんので、現実は金曜から月曜までの4日間使うことになります。2位と3位は、島までのフェリーが取りやすいかどうかといった程度の差です。どちらの大会へも新幹線で行った場合は、東京までいったん出る佐渡の方が大変そうなので逆転するかも知れないくらいの僅差です。
4位:宮古島
憧れの南の島、やはりそれなりにハードルは高いです。最短で金曜から月曜の4日間が必要です。
まず受付も競技説明会も金曜日なので、必ず金曜の受付終了までに会場へ到着しなければなりません。
そして当然ながら交通機関は飛行機に限られるため、コストもかかりますし時間の制約も増えてしまいます。バイクも車で行くことのできた上記3大会とは異なり、宅配で事前に送るか飛行機の預け入れ荷物で持ち込むかのどちらかになります。
また航空路線も岡山香川からでは宮古空港への直行便がありませんので、必ず那覇での乗り継ぎが必要となり飛行時間に対して乗り継ぎ時間が長くなる可能性もあります。
5位:アイアンマン
これはもう文句なし(?)の最下位です。木曜に出発しなければならず、他の大会よりもさらに1日必要なのです。そしてその理由は受付締め切りが(2024年の場合)金曜の「14時」だっただからです。
岡山香川から、金曜の14時までに北斗市の受付会場まで行く場合、朝一番からうまく乗り継げたとして、函館空港着が11時過ぎになります。そこからの移動で13時ころに到着できれば奇跡といったところでしょうか。羽田便、函館便、それぞれが30分ずつでも遅れたらもうアウトです。往々にしてトライアスロンの大会に向かう飛行機は手荷物の積み込みに時間を要して遅れがちなので、まず定刻に離陸することはありません。、、、もちろん私たちが持ち込む自転車が一つの要因でもあるのですが、、、、。
ということで岡山香川から参加する場合、弾丸ツアーでもアイアンマンは木曜から月曜の5日間必要になってしまいます。今回はエントリーした段階ではまだ公式スケジュールが公表されておらず、金曜入りで大丈夫だろうと私含め皆さん宿と飛行機を取っていたのですが、公式スケジュールの「金曜14時」で一気に周囲がざわつきました(笑)
来年以降アイアンマンをお考えの方はお気を付けください。
現地の段取り
レース前後の段取りが簡単かどうかを判定するポイントは、選手や荷物の移動が少なければ少ないほど簡単ということになります。
トライアスロンはご存知の通り、スイムとバイクとランとでそれぞれ異なるアイテムが必要となるため、それらを変える場所があり「トランジション」と呼びます。そしてスイムからバイクへの切り替えをトランジション1(T1)、バイクからランへのそれをトランジション2(T2)と言います。スタート、フィニッシュ、T1、T2が全て同じ場所にあると、レース前後の段取りは非常にシンプルになります。しかしながら様々な理由から、それらがバラバラであるケースはいろいろあるので、この後紹介していきたいと思います。
1位:皆生
ここでもまた1位は皆生です。スタートとフィニッシュ地点は異なりますが、スタートと、T1とT2は同じ場所なうえ、T1にバイクを預け入れるのもレース当日の朝でいいという気軽さが魅力です。
また温泉街ということもあり、スタート付近に大きな宿泊施設がたくさんあるので、それらを利用すれば当日朝も歩いての参加が可能です。また少し離れた米子駅前にはビジネスホテルも多く、4kmほどの距離なのでそこからでもバイク自走で会場入りが出来ます。
フィニッシュ会場はT1&T2へもシャトルバスで20分ほどと近いので、バイクの回収も大きな手間とはなりません。
2位:佐渡
レース前後の動きが格段にシンプルなのはなんといっても佐渡でしょう。ロングの大会では少ないスタート&フィニッシュ、T1&T2が全て同じ会場にまとまっています。またバイクもレース当日の預け入れといいこと尽くしです。
それでは何故2位かと言うと、その恩恵にあずかる機会が希少だからです。会場近くに宿はありますが小規模なものが多く、皆生の様に大きな宿がバンバン並んでいるわけではないので、そのエリアで宿を取るのは競争率が高いうえ、そのエリアの常連さんは帰り際に翌年の予約をして帰ることが多く、大会終了と同時に翌年も満室という宿もあるようです。
3位:宮古島
ここからは、バイクをレース前日までに預けなければならない大会となります。その中では比較的シンプルな動きで済むのは宮古島でしょうか。土曜日の午後に、T1へバイクを預けに行くだけで、T1となる東急リゾートに泊まっている場合はものの10分ほどで終わる作業です。他のエリアに滞在している場合も、帰路はシャトルバスがたくさんあるので、バイクで行ってシャトルバスで帰るという動きで済みます。雨の場合は、、、濡れていくか、レンタカーを借りて積んでいくか、、、。
4位:五島
こちらもバイクは前日預けです。場所がT1は宿泊施設の多い街中から離れているのですが、街中でバイクを預かりT1まで大会側が輸送してくれる体制を整えています。ただ、輸送中のキズといったリスクは付いて回りますし、夜露を避けるために養生を自分のバイクに施すこともできません。
もちろん自らT1へ持ち込んで預け入れることも可能です。その場合は自分でバイクラックに掛けるとき、養生を施すことが出来ます。一方で宮古島に比べて島内の交通機関が充実していませんし、シャトルバスもないため自分でタクシーかレンタカーを手配して街中へ帰る必要があります。宮古島との差はその辺りでしょうか。
5位:アイアンマン
現地の段取りが一番複雑なのはやはり今回参加したアイアンマンで、これについてはほぼ異論のないところかと思います。
スタート&T1が、多くの参加者が滞在の拠点としている函館市街から大きく離れた北斗市という点、T2&フィニッシュはそこからさらに離れた木古内町という点、T1やT2から駐車場&シャトルバス乗り場が少し離れている点など、さすが北の大地とうなってしまう距離感が段取りの手間を増やしていきます。
受付や競技説明会も、会場と駐車場は1kmほど離れているので何か公式行事にレンタカーで臨むたびに割といい運動になりました。会場でDJさんによる「駐車場は〇〇です、会場周辺への路上駐車はおやめくださいね。ここから1kmちょっとの距離ですが、みなさん!本番は何km走るんでしょうか!?駐車場はすぐそこです!!」とのトークに参加者一同苦笑です。
もちろんシャトルバスはたくさんあり、こちらは会場近くに乗り付けるのですが、そうは言っても30分間隔程度で機動性に優れているとまでは言えないところです。
ちなみにフィニッシュ後のバイク回収はT2です、ここから函館市内までは40kmほど離れています。翌日の月曜は大会側が様々な輸送サービスを提供してくれていますが、当日バイクを回収した場合は自分で何とか運ばなければいけません。私がフィニッシュして、レンタカーで函館方面へ帰っていた22時ころ、数台の自走組をお見掛けしました。、、、そんな体力は私にはありません(笑)
スイムコース
スイムコースの難易度は当日の潮流や風向き、波高などで大きく変化するため、どの大会が泳ぎやすい、にくいとはなかなか判定しづらい部分があります。あえて泳ぎやすさの順位をつけるなら、泳いでいるときの目印でしょうか。
私の印象では往路も復路も、進行方向に陸上の高層物や丘陵といった目印を見つけやすい皆生が、コースアウトしにくく泳ぎやすく感じます。五島、佐渡、アイアンマンは沖に向かう往路では目印が少ないのですが、復路では陸上で何らかの目印を見つけられます。
宮古島は高層物や高い山がないため、復路でもなかなか目印となるものがなく、その点ではやや泳ぎにくいコースではないでしょうか。
しかしながら宮古島には他の4大会にはない、砕けた珊瑚に由来する真っ白でサラサラな砂浜と、透き通ったブルーの海があり、否が応でもうきうきしてしまいます。スイム中にも熱帯魚を見つけられたり、どこまで泳いでも海底を見ることが出来てそれまで感じたことのない浮遊感で気持ちよく泳げたりと、上記5つのビーチで私が一番好きなのは言うまでもなく宮古島です。
バイクコース
バイクコースの難易度は、その長さよりもアップダウンが多かったり、長くキツいのぼりが含まれていたりという要素が強く出ると思います。個人的な好みもありますが、走りやすく次のランへ脚を残しやすいと感じる順で紹介してまいります。
1位:アイアンマン
距離の割に獲得標高がほとんどない超フラットコースです、さすが北の大地北海道、、、だからというわけではなく、自動車専用道を封鎖してバイクコースとしているためほぼフラットのコースが実現されました。細かいアップダウンもなく、九十九折のコーナーもなく淡々と走り続けられます、折り返し以外ではブレーキも要りません。インナーギアを使わなかった方も居るのではないでしょうか。
2位:五島
獲得標高の数値や、走っている印象ではけっこうアップダウンのあるようなコースですが、大きな峠がないことや、極端にキツイのぼりは無いことから、意外とこなせてしまうコースです。時折見える、きれいな海に癒されます。
3位:宮古島
「ほぼフラット」という口コミや前評判の割に、フラットで飛ばせるのはコース前半。中盤以降、島の東岸から東平安名崎、南岸のリゾートエリアはジェットコースターの様にアップダウンが続きます。このエリアでじわじわと脚を削られていきますが、大きな峠や激坂は全体を通じてありませんので、中盤以降のペース配分で疲れが大きく違ってくると思います。初めての方は前日までに車でコースの下見をすると余裕をもってペースを作れると思います。
もう一つ宮古島はやはり風の強いことがその特徴として挙げられます。島を1周するのでどこかでは追い風になりますが、その時に調子に乗りすぎないこと、向かい風の時に頑張りすぎないことを心がけましょう。風速10m/秒を超えることも珍しくありません、下りでもペダルを回さないと前に進まない様な逆境にもめげないメンタルも必要です。
なお景色はどこをどう取っても絶景続きです。
4位:佐渡
距離はアイアンマンよりも長く、獲得標高もあります。基本は平坦基調ですが、コースに二か所ある、名物の長い坂(Z坂、小木坂)でかなり脚を削られます。特にバイクフィニッシュ目前にそびえる小木坂では、ランに備えて脚を休めたいところですがそうも行きません。
5位:皆生
距離はロングディスタンスとしては短めですが、だらだら長いのぼりはある、ジェットコースターの様なアップダウンの繰り返しもある、そのアップダウンも皆生はきついコーナーを含む、かなりマシンコントロールの技術も必要なテクニカルなコースと言えます。事実本年の土砂降りと言う状況でのバイクはかなり落車もあったように聞いています。
昨今はインドアトレーナーでバイクのパワーアップを効率よく計画的にトレーニングできますが、やはり皆生の様なコースでは実走でのトレーニングも相当量必要になってきます。
ちなみに走りやすさの順では5位とした皆生ですが、やはりコースが変化に富み、踏む力だけではなく様々な技術を求められる皆生のバイクコースが、走っていて一番楽しく感じます。
ランコース
続いてランコースについて、こちらも私が走りやすいと感じた順にご紹介します。
ランの場合は、コースの起伏、気温や日射しなどでその走りやすさが変わってこようかと思います。
1位:佐渡
ランで一番走りやすいのは佐渡でしょうか。開催時期は9月で比較的涼しく、コースも全体がフラットで走りやすいコースです。
2位:皆生
コースは数か所の歩道橋や跨線橋を除いて、国道の歩道や弓ヶ浜沿いのサイクリングコースで勾配変化はありません。冬は日本海からの北風が強そうですが、夏なので風も強くないことが多いです。
皆生のランコースはそのコースプロフィールよりも、7月中旬の開催時期から来る暑さの方が話題となることが多いです。暑さ対策はやりすぎくらいで臨みましょう。
3位:アイアンマン
約14kmのコースを3周します。2か所跨線橋があるので計6回上ります。特に新幹線を越えるのぼりは、その後の下りも急なので注意が必要です。それ以外はほぼフラットな田園風景の中を淡々と走ります。周回の前半が気づかないくらいの緩い下りなので、そこで勘違いしてしまい、速すぎるペースで入らないような注意が必要です。
4位:五島
街中を離れると、ゆるい勾配変化が続く地味ながらも疲れるコースです。景色は海を眺めながらだったり、古い教会で折り返したりと見どころがあるのでそれで気を紛らわせながら頑張りましょう。
5位:宮古島
その島の成り立ちから高い山の無い宮古島(※)、バイクコース同様ランコースもフラット!との触れ込みは鵜呑みにしてはいけません。山は無くても地形の勾配変化はあります。街中でも港付近と、市街地の高台ではランで走るにはかなりの落差がありますし、郊外に出て折り返すメインのルートはずっと勾配変化が続くと言っても過言ではありません。
おまけに、郊外でもずっと沿道に応援の皆さんが、だいたい上りの頂点に居るので全く手を抜けない点も、宮古島のランコースを難易度高めとした理由の一つです(笑)
※)
珊瑚が隆起してできた島のため、川もありません。またそれにより土壌がアルカリ性のためハブも居ないと言われていますが、今年の大会直前に宮古島港でハブの死骸が発見されました。定着したとのニュースはまだありません。
レース中の雰囲気
最後にレースをしている最中の雰囲気です。
コースに観客の方がが多かったり、その観客の方がトライアスリートに積極的に応援をしていたりすると、走っている側は気持ちよく、不思議なことに時には疲れを忘れてレースに臨むことが出来ます。そういった今まで紹介してきた、コースやトランジションのレイアウトなどハード面以外での楽しさや気持ちよさについて触れたいと思います。特にこの項目については完全に私の主観であり、他の方がレースに臨んだ場合は全く違う感想を持つかもしれませんので、これまで以上(笑)に参考程度に読んでください。
1位:宮古島
私が初めて挑戦したロングディスタンスレースという「思い入れ補正」が多分にかかっていますが、レースの雰囲気で一番楽しいと思うのは宮古島です。バイクコースもランコースもあまり途切れることなく観客の方が応援してくれますし、その応援も音楽を演奏してくれたり、エイサーを踊っていてくれたり、南の島の熱い想いが随所に感じられる応援で最後まで勇気づけられます。
あるときはランの沿道で、小さなお子さんが手を伸ばしてきていたのでハイタッチをしてあげると、本人も喜んでいましたが親御さんが「よかったねー!タッチしてもらえたよー!」と盛り上がってくださったこともありました。
また他の年には、月曜日にバイクを回収していると、駐車場の横にある保育所から子供たちが私の作業をじっと見つめており、レンタカーに積み終えてドアを閉めたら全員が声を揃えて「また来てねー!」と見送ってくれとても嬉しかった出来事もありました。彼ら彼女らにとっては、トライアスリートは年に一回やってくるカッコいいヒーローなのかも知れません。それ以来、参加できる年には必ず申し込みをしているのが宮古島です。
2位:皆生
皆生も沿道の応援が根付いている大会で、バイクコースにもかなり観客の方がいらっしゃいます。そこはさすが日本で一番歴史のある大会と言えるでしょう。また、隣県開催ということもあり顔見知りがたくさん出場しているので、それも楽しみの一つと言えるでしょう。
3位:五島
バイクコースでは集落から離れた場所でやや観客の方がまばらとなりますが、ランコースはフィニッシュエリアの福江市街を中心にかなり賑わいがあり勇気づけられます。20kmほどのコースを二往復するのでその雰囲気を二度味わえます。
4位:佐渡
さすがに沖縄本島に次ぐ大きさの佐渡島、バイクコースも集落を離れると人が居なくなってしまいます。観客の方が少ないエリアは綺麗な日本海で癒されながら淡々と走ることになります。応援の欲しい、コースの難所でももう少し盛り上がりが個人的には欲しいところです。ランコースは海岸沿いの10kmほどを四往復、五島同様フィニッシュエリア付近の賑わいをなるべく余すことなく堪能しましょう。
5位:アイアンマン
コースがダントツで寂しいのは文句なしでアイアンマンです。前述の通りバイクコースは自動車専用道路のため、コース上には一般の観客がほぼ居ません。自動車道へ上がる前と下りた後の数kmずつと、北斗茂辺地ICで一般道をかすめるのでそこで声援を受けられるだけです。往復コースなので、すれ違う顔見知りをなるべく見つける様にして声をかけたり、エイドのボランティアさんと話したりして何とかメンタルを保つ必要があります。
ランコースも、フィニッシュエリア直近以外は広大な北の大地を黙々と走り抜ける必要があります。街灯もないため17時を回る場合はライトを持って走ることが推奨されています。アイアンマンだけあって、フィニッシュエリアの盛り上がりは相当なものがありますが、そこまでの盛り上がりに関しては、これから回数を重ねることで変わっていくと期待をしています。
以上、特に最後の「雰囲気」については個人の主観をかなり織り込んだ内容となっておりますが、これからロングディスタンスのトライアスロンに挑戦しようと思われている方はいくらかは大会選びの参考にしていただけようかと思います。
ロングの場合はどうしてもエントリーフィーも高くなり、必要な日数も多くなります。闇雲にどれにでも出られるということには中々いかないとも思います。さらに掘り下げた内容で質問等ありましたらお気軽にお尋ねください。
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