こんにちは、玉ちゃんです

皆様は「SUPER BEAVER」をご存知でしょうか？

SUPER BEAVER(スーパービーバー)は4人組のロックバンドで、様々なドラマやアニメなどのタイアップ作品を手掛けています。

僕もライブこそ行かないものの新曲は必ずチェックしています。

個人的に特に好きな曲が「らしさ」という曲で、TVアニメ「ばらかもん」の主題歌になったことで有名な曲です。

人それぞれの個性についてを歌った曲ですが非常に考えさせられる一曲です。

さて、自転車もやはり一人ひとり個性が出るものです。

とにかく見た目が派手なバイクや機能性を重視したバイクなどオーナーそれぞれのある意味内面を垣間見ることができます。

そして、TREKはその人それぞれの個性を発揮できるプログラムとして「Project ONE」と呼ばれるカスタムシステムがあります。

今回はこのProject ONEを利用したバイクのご依頼をいただきましたのでご紹介します。

今回ご依頼いただいたのはこちらの「MADONE SLR9 AXS Gen7」です。

こちらの写真だとわかりにくいですが、なんとこちらの自転車のサイズは60サイズ！！！！

メーカーのサイズチャートに合わせますとなんと188～193cmの方向けのサイズです。

組み立てた私の身長が164cmなのでトップチューブがほぼ股下です笑

少し変わっているところといえば変速機はSRAMの「RED」を選ばれていました。

SRAMはアメリカのコンポーネントメーカーです。

一般的にはやはりSHIMANOがかなりのシェアを誇っています。

ですが、近年のロードレースシーンを覗いてみると去年のグランツールはすべてSRAM（というか同じチーム）が制覇しています。

我らがLidl-TREKも使用しています。

使用している選手、特にバウケ・モレマ選手はSRAMが大好きなようです笑

モレマ選手とSRAMの信頼関係に関してはYouTubeに動画が出回ってるので見てみてください！

さて、お次は足回りでホイールです。

ホイールはAeolus RSL 51を選択。

どこぞのスタッフと違って51mmハイトのエアロよりのオールラウンドモデルを堅実に選択されていました。

ホイール選びのトレンドとしましては、ハイエンドモデルであれば40～50mmハイトのものを選んでおけばまず失敗はしませんのでメモしておいてください。

ちなみにTREKでいうと37mmか51mmがそれに当てはまります。

62mmでも悪くはないですがそこそこの体重と踏む足を試されるでしょうね。

クランクはもちろんSRAMのREDを付けていますが通常モデルではなくパワーメーターが内蔵されたモデルをチョイス。

クランク自体SHIMANOよりも個人的にはかっこいいと思っておりますがパワーメーターが内蔵されてもそのスマートな見た目はそのままです。

ペダルはTIMEのXPROと言いたいところですが相談の上、Dura-Aceに決定。

パワーメーターをクランク型を使っている関係でペダルのメーカー自体は比較的に自由が聴きますがクリートの手に入りやすさを考慮するとSHIMANOがいいということでの選択です。

サドルはTREKの現行モデルでは最軽量のRSLサドルを付けています。

オーナー様はブレンダーサドルバックを気に入られて使用されていますのでそれが付けられないのは非常に残念ですがその代わりに・・・

TREKの最新ガジェットであるCarbackを付けていただきました。

単純なリアライトだけでなく後続車をレーダで感知しサイクルコンピューターなどを介してライダーに知らせてくれるすぐれものです。

他社製品と違い縦の寸法が短いためサドル高が低い方でもつけることができるようになっています。

こういったアイテムが有ると安心感が違いますね。

どんなボトルケージをつけるか個人的に結構気になっていましたがTREKから出たばかりのマットシルバーのものを取り付けました。

フレーム自体ももやをイメージしているだけあってマットですので相性としてはかなり抜群でデザインを邪魔せず統一感もしっかりと持たせられています。

Project ONEは金額面を考えるとなかなかハードルは高いです。

しかしながら、やはりご自身でデザインやパーツを一つ一つ選んで組み上げられるのでかなり思い入れも強くなります。

なにより、組み方次第では本当にオンリーワンになりますしね。

また、このようにこだわりのあるパーツをいいものにしてそれ以外はお求めやすいものに変えることである程度金額も融通をきかせることが可能です。

ぜひみなさも興味があればお声がけください！

ではまた！