2024/06/08(土)
イベント&練習会レポート総社店
【総社店】俺の話(言い訳)を聞いてくれin富士ヒル(後編。ハイペロンインプレを添えて)
皆さんこんにちは。 富士ヒルという一大イベントを終え、個人的に今年のロードはもぅ終わったので(笑)次はサバイバルレース王滝に向けて練習をコツコツ始めた草井がお送りいたしますWAVEBIKES総社店スタッフブログのお時間です。
本日は昨日の続き。
富士ヒルのレポートです。
まず。いつもあんまり触れることなない機材紹介をさせてください!!
今回は昨年新調したNEWバイク
「chapter2 TOA」で参加いたしました。
ギア比はフロント50₋34T リア11-34T おきて破りのローギア1対1に変更
普段は完成当時のディープリムを使っておりますが、今回ホイールは山岳仕様に。
と、言いますのも。メーカー様のご厚意で。↓↓
「カンパニョーロ ハイペロンウルトラ」
を貸していただいたので、こちらで走りました。
基本スペックはコチラ。
〇前後セット重量は1,240g(2WAY)、1160g(チューブラー)
〇リムハイト37mm
〇ハブはCULTベアリング
一度廃番となったハイペロンが装いを新たに復刻。
重量からもわかるように山岳用ホイールです。
端的に申し上げますと。
「めっちゃよかった!!」
元々富士で僕が使おうと思っていたのは、約1300gの十分軽量なホイールでした。
ただ富士なら1グラムでも軽い方がいい。と思いご厚意に甘えることに。
とわいえ、「500g以下の違いなんてどうせわからんやろ」と思いましたし、実際軽すぎるホイールは足のない僕にはブリがつかない登り専門のイメージがあったのですが。
乗って考えは180°変わりました!! しつこいですが。
「めっちゃよかった!!(笑)」
「リムハイト37㎜」は伊達ではなく、きちんとエアロ効果を感じることが出来ました。
平坦を高速で走るのも特に違和感ありません。いつも通りの伸び(何ならいつも以上)がありますし、「CULTベアリング」の恩恵もあってか、軽量ホイールにありがちな「漕ぐのやめたら減速する。」という印象もありません。
確実にブリを感じることが出来ますが、リムが軽いのでディープリムにありがちな漕ぎだしの重さを感じることはありません。
登っている途中のもぅひと踏み。もぅひと加速。が軽やかです。
タイムトライアルをするような方でなければ、これ一本で全部できそうです。
一本よいホイールを持つなら「ハイペロンウルトラ!!」です。
機材は完璧!!
この盛大な前振りから放たれる僕の結果やいかに!!
目標はブロンズ1時間30分切りが必要です!!
べべん!!
1時間32分!!
「あかーーーーーーん」
チップ計測だと1時間31分10秒だったので、ちょっとサイコンと誤差がありましたが、どっちにしろちょっと??足りず(汗)
機材は完璧だったんです。 機材は。
「ハイペロン」めっちゃよかったんです(震え)
とりあえず俺の話(言い訳)を聞いてくれ。(汗)
ここで前編の最後に話は戻ります。
走行中の写真はございませんのでしばらく作文をお楽しみください。
スタート地点はもぅ言い訳できないぐらいの晴天。
程よい緊張感の中続々とスタート。
しばらくはパレードランなので計測開始地点まで少し走ります。
計測開始の有料道路の入り口を目指しますが、周りにはすでに限界そうな人も・・・
すでに縦踏みであきらかに足回ってないぞ??汗
まだ始まってないよな??と恐怖しながらスタートラインを目指します。
同じウェーブで出発したお客様はシルバー狙いだったこともあり早々に見えなくなったので、サイコンとにらめっこしながら黙々と踏んでいきます。
僕が出発した最終ウェーブにもなると、正直走力もまちまち。
ペースがゆっくりな方も多く、結構ふらふらしている方も多く、よけて走るのに神経を使います。
右抜きが基本となるのですが、ゆっくり右端を走られている方もいるのでまっすぐ走るのもスキルが必要です。
ひたすらコンピューターとにらめっこしながらペースの合わない方をかわして走っていると後ろから数名の隊列が。
後ろについて約3.5倍くらいの集団。「ちょっと速いけど行けるか??」と思い便乗。
時々前に出たりしながら進むと目の前に看板が。
「10キロ地点」
え??まだ半分
自分の足の感覚的に絶対無理やん。 集団からとびおり、単騎に。
ただ時すでに遅し。 2.5倍が限界(~_~;) 足終わってる。
とりあえず走り切れそうなパワーで黙々と走っていると後ろから大きな集団が。
「はっ!!アレはブロンズペーサーっ!!」
大会側が召喚したJプロの方々がブロンズで走り切れるペースで淡々と引いてくれるという。ついて行けさえすればブロンズ確定の、おんぶにだっこトレイン。
これならなんとか(汗)と思い飛び乗る。
登りとは言え、やはり集団の効果はすさまじくギリギリながらついていく。
ちぎれそうになったら集団をコントロールしているブロンズペーサーが「ここで諦めたらもったいないよ!!」とか「ここは緩めても大丈夫!!」とか「ダンシングで乗り切ろう!!」とか。
めーちゃくちゃ励ましてくれるので、あきらめず踏む。
途中に用意されているスプリント区間に差し掛かったところで、少し余裕も出てきたこともあり気づく。
「あれ?? ブロンズペーサーって僕より後のスタートだったのでわ・・・??」
チップがスタートラインを超えたところからタイム計測なので、僕より後に出発してるはずのブロンズペーサーたちとゴールするということは。
「確実にブロンズではない」ということ。(汗)
あちゃーと思ったものの。せっかくここまで来たのでという想いもあり最後に出てくる平坦区間で苦し紛れのひと踏み。
なんとか平坦区間でブロンズペーサーを抜き、まだ終わってなかったんか(汗)と登り返しもなんとか頑張りそのままゴール。
結果は
最初にお伝えした通り。
パワーメーターと練習は嘘つかんなというのが結論でしたが、よい経験が出来ました。
ヒルクライムは自分との戦いですね。 すれ違った(らしい)玉永君から「あんなに真剣に走ってる草井さんはじめてみましたよ。」とお言葉頂きました(笑)
と、いうことで何が言いたいかと言いますと。
「機材はよかった!!」ということ(笑)
結果が伴えばなお良しでしたが、自分のマックスが引き出せたのは、機材の助けも大きかったです。
ヒルクライムならヒルクライムに適した装備で臨むのがベストでよね。
富士ヒルにかぎらず、自転車は機材スポーツですのでコースに合わせたカスタムやポジション調整のご相談もお待ちしております!!
僕が撮った写真ではないのですが、富士山も少しですが見られてよかったです(笑)
皆様も自分との闘い富士ヒルクライム参加してみませんか??
と、きれいに締めましたが(笑)
登ったら下らないといけない!!ということでレース後は集団で順番に下山。
山の天気は変わりやすいと言いますが、ほんとに突然天気が急変。 雨のダウンヒルとなりました。
雨・風・霧の3拍子揃った過酷なダウンヒルでした。
初回大会でえらい目にあったので上にカッパや着替えを預けていたのですが、そんなの関係ないくらい雨が激しく、がたがた震えながら下山。
20キロ登るレースということは20キロ下らないといけないということ。
空冷と水冷を同時に受けて、ブレーキも激しい音をさせながらもなんとか帰ってこれました。
Discブレーキのついたバイクに乗られている方が多く下りのリスクはかなり軽減されておりますが、安全に降れるライン取りやブレーキのタイミングは必要なスキルですね
びっしょびしょになった後のお風呂は最高に気持ちよかったです。
先に宿に戻った方々とも無事合流し。
終わったらバーベキュー!!
鍋奉行ならぬ網奉行による大バーベキュー大会が開催され皆さん楽しんでいただけたようです。
レース後はさらに一泊して次の日安全に帰りました(^^♪
3日間の結構過酷なスケジュールの中皆さん無事帰ってこられてよかったです。
来年も機会があれば皆様参加されてはどうでしょう??
それでは本日はこの辺で。 また次回お会いしましょう。
PS,旅といえばグルメも。 おいしいものいっぱい食べて帰れましたとさ(笑)
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