2024/03/28(木)
メンテナンス丸亀店
【丸亀店】ネジをわざわざ交換?ヘックスとトルクス丸亀・高松でロードバイク始めるならTREKコンセプトストア WAVE BIKES 丸亀店
Fxxxing!! Great!! SRAM
こんにちは、玉ちゃんです。
皆さんは、バウケ・モレマという僕の友人?をご存知でしょうか?
バウケ・モレマは、オランダのプロロード選手でLidl-TREKに所属しています。
実力はかなり高く、強豪ぞろいのオランダでナショナルチームに常に選出されますしTOKYO2020では4位に入るほどの選手です。
モレマ選手にはジャパンカップのときには実際にお会いするどころか彼のホテルの一室まで行ってジャージをもらいました。
その際に、ホテルの警備を通り抜けるために便宜上「彼は友人だ」とサラッと嘘を付くやり手です。
確か君、前もジャパンカップのときにマイケル・ウッズ選手に嘘の周回数を教えてなかった??
さて、今回の話題は彼ととってもゆかりの深い「SRAM」がトピックスです。
気になる方は調べてみてください。
サジェストの2番目くらいには出てくると思います。
トルクス・・・
さて、今回のお話の内容をざっくり言うとネジを交換する話です。
自転車のコンポーネントブランドといえば知名度やシェアを含めてSHIMANOが圧倒的な存在感を放っています。
しかしながら、それだけかというとそうではありません!
現在のところシェアの2番手は間違いなくSRAMでしょう。
SRAMはアメリカのコンポーネントブランドでロードはもちろんのことMTBなどに向けたコンポーネントも作っており、堅牢さや耐久性の高さに定評があります。
さてこのSRAMとSHIMANOにおいて決定的に違うところは使っているネジの種類です。
SHIMANOはいわゆるヘックスと呼ばれる六角形のネジ穴のものをを通常の規格としていますが、SRAMの場合はトルクスという星型のネジ穴を通常の規格としています。
我々メカニックが通常触ることが多いのは圧倒的に右側の六角ネジ穴のものです。
ですので、SRAMのものを触る際もつい六角レンチを差し込もうとしてトルクスだったことを思い出し道具を取りに行くことが多いです。
トルクス自体はネジ穴から工具が外れにくいという特徴を持ってこの世に生を受けたようですが、正直六角ネジ穴の方がしっかりと固定できかつ力をかけたときにネジが舐めにくいように感じます
なので割とめん・・・・手間のかかる規格なのです。
今回のご依頼の方もホイールをしょっちゅう付け替える機会が多く、そのたびにブレーキの調整をしなければいけないのですがやはりトルクスの感触がいまいちしっくりと来ないので交換をしてほしいとのことでお預かりしました。
なのでこのように、ブレーキ台座からネジを外してSHIMANOのものに交換していきます。
後ろもSHIMANOと同じ規格で固定することができるので交換します。
写真を撮り忘れましたが、リアブレーキのネジをSHIMANOのものに交換すると脱落防止のためのピンを差し込むこともできるので安心感も向上しますね!
今回はニッチな話題でしたが役に立つ方にはささるかなと思いますのでご参考程度に
ではまた!
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