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2024/03/09()

メンテナンス

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【総社店】ブレーキパッド点検していますか。岡山・香川でスポーツバイクを始めるなら WAVE BIKES

本日のテーマは、リアブレーキからこすれる音が続くとのご相談からが事の始まりです。

ディスクブレーキで走行中に音鳴りがする場合、大概はローターのゆがみや、パッドの片あたりが原因です。その場合はシャリシャリとした、金属と砂のようなものがこすれる音がします。

ちなみにブレーキを握った時に大きなフォーンという共鳴音が鳴る場合は、ローターとパッドに異物が付着していることが多いです。

 

今回は走行中に絶えずシャリシャリと鳴るそうなので、前者の原因を疑いキャリパーを点検です。

ブレーキパッドのベースプレートを押して、パッドをローターへ押し付ける役割の「ピストン」が大きく飛び出しています。

このピストンは後の画像でもご覧に入れますが、パッドが新しいとほとんど出てこない物です。

ということは

かなりブレーキパッドが減っているということです。

ブレーキパッドが極端に減ると、パッドを押し戻す役割の板バネがローターにこすれて異音がする場合や、ピストンの出方が左右でずれてきて片あたりをおこして異音がする場合があります。

見出し画像をもう少し横からの角度で見てみるとご覧の通り、ずいぶんと減っています。

あ、お分かりかと思いますが左が新しいパッドです。

パッドを外したキャリパーをのぞき込んでもご覧の様にピストンがかなり出てきています。

ということで、これからキャリパーをきれいにしてピストンを押し戻し、新しいブレーキパッドを装着します。

新しいパッドは厚みがあるので、ピストンがこのままだとホイールを再度装着することはできません。

作業完了後の、新しいパッドを取り付けた状態です。

先ほどの画像と比べてみて、ピストンの出方やベースプレートの位置が異なることが分かりやすいですね。

交換後は異音がおさまりました。

ブレーキの音が気になる場合は一度ご相談くださいね。部品の特性から、なかなか音の解消が難しいこともありますが、調整や部品の交換で改善できようかとも思います。

なお当店でお買い上げいただいたバイクは、全店にて期限を限らず日常点検を無料で承っております、お気軽にお持ちくださいませ。

それでは本日はこの辺で失礼いたします。岡本でした。

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