丸亀店の高木です。

今回は油圧ディスクブレーキのお話です。

最近はロードバイクもクロスバイクも油圧ディスクブレーキが主流になってきています。

みなさんが気になるところが、

ディスクブレーキのフルードはいつ交換するの？？

という事かなと思います。

もちろん使用状況にもよるので一概には言えないところですが、何年も大丈夫というわけにはいきません。

まあ、少なくとも新車から２年経った段階で一度ご相談いただき状態を確認して交換といった具合でしょうか。

毎年あまり乗らない冬の時期にトータルメンテナンスに出していただき、その際に必要であれば交換というのが良いかと思います。

今回はトレックのファットバイク、スタッシュ5のフルード交換という事でお持ちいただきました。

以前限定的に販売されていたレアなモデルです。

さっそく、フルードの交換作業に入ります。

フルード交換は、新しいフルードをブレーキキャリパー側から送ってあげて、古いフルードをレバー側から押し出していきます。

レバー側から古いフルードが出てきました。↓↓

いやー、想像していた以上に真っ黒なフルードが押し出されてきました。

これは分かりやすいですね。

フルードは通常赤色ですが、ほんとに黒くなっています。

このようにして、新しい赤いフルードか出てくるまで注射器でキャリパー側からフルードを送り続けます。

フルードが完全に入れ替わったら、交換は終了。

あとはエア抜きを行います。

レバー側につけたじょうごから少しずつエアーがあがってきますので、丁寧に抜いていきます。

個人的にこの作業は好きです。(笑)

プクプクと泡が出てきますので根気よく泡が出なくなるまで続けます。

泡が出なくなったら完了！！

レバーのタッチがより節度が出た感じになります。

フルードが劣化するとタッチに節度がなくなったり効き自体が悪くなりますが、いつも使っていると気づきにくい点ですので要注意です。

気になる方は、是非一度お持ちください。

実際のブレーキの効き具合や、交換履歴などで交換すべきかご相談させていただきます。

冬のメンテキャンペーンも引き続き開催中です。↓↓↓

皆様のご来店お待ちしています！