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2023/11/19()

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【総社店】オープンウォータースイム/トライアスロンの必需品「ウェットスーツpart1」岡山・香川でトライアスロンを始めるなら WAVE BIKES

急に冷えたり、秋の陽気が戻ったりと天候の変化が激しい日が続きます。

皆さま体調にお変わりありませんでしょうか、岡本でございます。

 

本日は前回前々回のご紹介から少々間があきましたが、オープンウォータースイム/トライアスロンでの必須アイテムについての第三弾をお送りしたく思います。

タイムに影響のあるウェットスーツ

第三弾で取り上げるアイテムは、これまで取り上げたゴーグルやフロートとは異なり、これの選択次第でタイムに大きな影響を及ぼす「ウェットスーツ」です。来春からトライアスロンやオープンウォータースイムに挑戦したいなとお考えの方や、来シーズンでの新調をご検討の方はぜひ参考にしていただきたく思います。

 

「それなら忘れてしまわないように、春になってから紹介してよ、、、」

 

お気持ち至極ごもっともです。

ところがトライアスロン関連商品は、春になってから探し始めるとなかなか手に入らない事態に陥ることもしばしばです。

何故かというと、国内レースの皮切りは例年4月中旬の「石垣島」とその翌週「宮古島」です。そのため4月のレースに備えて1月2月ころから国内のトライアスロン商戦はスタートします。

加えて国内のトライアスロン市場というものは、昨今伸びてきているとはいえスポーツ用品の業界で決して大きな市場ではなく、流通量が限られています。つまり場合によっては、春前の第一次商戦で完売となってしまうアイテムも少なからずあるのが実情です。

 

そこでお目当てのアイテムを買い逃すことの無いよう、12月くらいから色々と検討されることをお勧めします。

閑話休題

明らかに話がそれましたが、それた話も大事な内容なので忘れないでくださいね。

 

さて気を取り直して、、、ウェットスーツの選び方で大きくはまずこの2つの選択肢で、皆さん悩まれるかと思います。今回はここに焦点を当てて紹介してまいります。

 

フルスーツロングジョン

フルスーツ

ロングジョン

手先と足先以外をすべて覆っているのがフルスーツ、それに対して手首から肩までは露出しているのがロングジョンと呼ばれる型です。

それぞれにメリットデメリットは存在するのですが、先に結論を申し上げます。トライアスロン/オープンウォータースイムにより適しているのは、

フルスーツ

一択です。

 

何故かというと、フルスーツの方が明白に浮力を得ることができ、水の抵抗を減らして速く泳ぐことができるからです。

そもそもウェットスーツを着ること自体のメリットに「浮力」があります。泳ぐときに私たちは腕や足を動かして、どうにかして「浮力」と「推進力」を作り出し前へと進むわけですが、その「浮力」部分の大半をウェットスーツに委ねることができます。ということは「推進力」を作るために使える力の配分を増やすことができますね。そしてフルスーツとロングジョンではその浮力は、当然生地の多いフルスーツの方があるので、より自分の力を推進力へ使えるということです。

 

また水の抵抗については、水中で人が移動すると水流で皮膚が波打って大きな抵抗となるところを、サイズの合ったウェットスーツは皮膚の様に波打たないので、抵抗なく水中でスムースに進むことができます。昔競泳の世界で「高速水着」がはやりました、これも水着で体をしっかりと締め、皮膚による抵抗を減らして速く泳ぐことができるという物でした。そして水の抵抗を減らす点においても、肌の露出が少ないフルスーツの方がロングジョンに比べて優れていると言えます。

フルスーツのデメリットは?

もちろんあります。それは「価格」と「熱中症のリスク」です。

まず価格は当然ですがロングジョンよりも生地の多い分、同じ生地で作った場合は高くなります。ただそれでも1.5倍になるとか2倍になるといった価格差ではないので、速さや安全性など総合的なウェットスーツの性能を考えれば差とまでも言えない程度です。

 

熱中症のリスクは、やはり肌の露出が多いロングジョンの方が低いと言えます。梅雨明けから8月あたりの水温も気温も高い時季は、2着持てる場合はロングジョンを使うことも有効です。フルスーツを使う場合はスタート前にしっかりと新鮮な水をスーツの中に入れて身体を冷やすことや、途中にエイドのある場合はエイドの冷水を活用することで熱中症のリスクを下げましょう。

 

 

他には、脱ぎにくいのでは?窮屈で腕を回しにくいのでは?と質問をされることもありますが、この2点はフルスーツの大きなデメリットとは言いにくいです。

ウェットスーツを脱ぐときは、片方の手で反対側の肩あたりの生地を持ち、そのまま生地を前へ、反対側の腕を後ろへ抜く様にします。この方法に慣れてしまえばフルスーツの長袖も簡単に脱ぐことができます。

腕の回しやすさも、トライアスロン/オープンウォータースイム向けのウェットスーツは元々泳ぐために作られたかなり柔らかいものですので、よほど経年による生地の硬化が進んでいるようなものでもなければ、窮屈で泳げないようなことはありません。

トータルではやはりフルスーツ

ということで、いろいろとそれぞれの特徴をお伝えした通り、トライアスロン/オープンウォータースイムにおいてはフルスーツの方が速さでも安全面でも優れていると言えます。1着目のウェットスーツにはフルスーツを選ぶのをお勧めします。

しかしながらロングジョンのラインナップも無くならないということは、ロングジョンにも一定のメリットがあるので、2着目以降で真夏のレースや練習のことを考えて購入する選択肢もあろうかと思いますので参考にしていただければ幸いです。

 

 

次回以降は、後ろファスナーか前ファスナーか、ワンピースかツーピースか、それぞれの特徴について解説したく思います。

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