2023/10/20(金)
スタッフの日常丸亀店
【丸亀店】ジャパンカップ観戦レポート Day1
JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA
こんにちは、玉ちゃんです
僕が前に寄稿したこちらの記事はご一読いただいておりますでしょうか?
国内で楽しむことができるロードレース、イベントについて書いております。
さて、今回はその中でもご紹介したJAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA(以下ジャパンカップ)を初観戦してまいりましたのでその様子をレポート致します!!
ジャパンカップとは?
本題に入る前に、ジャパンカップについて簡単にご説明いたします。
ロードレースには、いくつかのカテゴリーが存在します。
例えば、最も有名なレースである「ツール・ド・フランス」はレースカテゴリーはUCIワールドツアーというトップカテゴリーに分類されます。
対して、ジャパンカップは上から2番目に当たるUCIプロと呼ばれるカテゴリーです。
正確に言うと、1.Proというカテゴリーに属します。
日本国内でジャパンカップのみがこのカテゴリーを冠しています。
ロードレースの本場は、ヨーロッパなので海外のトップクラスチームが来日することはほぼありません。
ですが、このジャパンカップには世界の正真正銘トップクラスのチームが集結してレースを行います。
ロードレースのレース企画はかなり特殊なので他のスポーツに例えるのが難しいですが、サッカーで言うとトップのクラブチームが日本で試合をしてくれているようなものです。
今年は、そんなジャパンカップが開催されて30回目の節目を迎えます。
歴史からしてもかなり由緒あるレースとも言えますね!
Lets GO Utsunomiya
今回は、宇都宮までの移動とチームプレゼンテーションについて書いていきます!
出発は高松空港から
格安航空のジェットスターを利用して高松空港から千葉県成田国際空港まで1時間のフライトで到着します。
成田国際空港からはスカイライナーで京成上野駅まで移動して行きます。
そこから、徒歩でJR上野駅まで移動します。
だいたい5分くらいで着きます。
時間に余裕があれば、上野には博物館や美術館、アメヤ横丁があるのでプチ観光なんかもできます。
JR上野駅からは在来線もしくは新幹線で移動できます。
新幹線の場合は、1時間程度で到着しますので非常に快適でした。
合わせると4時間ほどで移動できます。
たしか、交通費は往復で3万円ぐらいだったので新幹線より1万円以上安く、かつ、一時間以上速く着く計算です。
最近は、飛行機の搭乗も簡単でスピーディーですから選択肢としては大いにありだと思います!
街中がやばい【語彙力低下】
さて、宇都宮駅に到着しました!
さて、宇都宮というか栃木県には初めて訪れましたが、なんか地元の駅と変わらないくらいで少し安心しました笑
地方都市なんてこんなもんですね。
街中に出ると至る所にジャパンカップや地元チームの宇都宮ブリッツェンのポスターや案内が貼ってありました。
流石『輪都』を自称するだけはありますね。
ホテルまでは1kmほどなのでタクシーは、使わずに歩いて向かいます。
知らないところを歩くのも乙なものです。
軽やかな足取りで歩いていると「TREK」ロゴが入ったパーカー着た人が正面から歩いて来ました。
おーTREKファンもしっかりいるんだなーと感動しつつ顔を見ると…
ツールドフランス山岳賞のジュリオ・チッコーネじゃん!!!!!
皆さんは正直「誰?」って感じだと思います。
簡単に言うとヒルクライムが世界一速い選手です。
僕の衝撃を皆さんの物差しに当てはめると大谷翔平選手やメッシ選手などが前から歩いて来たのと同じです。
口の中がカラカラの状態で、うまく舌が回りませんでしたがサインをおねだりしに!
が、残念ながらこの後取材があるとのことで足早にホテルの中に消えて行きました。
その後も、チームメイトのジュリアン・ベルナール選手とフアン・ロペス選手が向かいから歩いて来たので頭がおかしくなりそうでした。
マイナースポーツとはいえ、自分にとってはスーパースターなので心臓がバクバクでした笑
ホテルで荷物を下ろして、もう一度会えることを期待してもう一度選手が宿泊しているホテルへ!
しっかりとジャージとサインペンを持って行きます笑
ホテルに着く手前でまたもや知ってる顔が!!
スポンサーに放送禁止用語で文句を言っているところを全世界に配信されたことで有名なバウケ・モレマ選手です!
何があったか知らないですがるんるんで闊歩していました!
拙い英語でサインをねだると、気前よくノートとジャージにサインしてくれたうえにセルフィーも撮ってくれました。
基本シーズン中の選手は近寄りがたい雰囲気を醸し出してることが多いですが、モレマ選手からは微塵もそのオーラは感じませんでした。
ちゃめっ気のあるエピソードも多く聞いていましたがそのままの人物です。
終わってお礼を伝えたところ
「ジャージいる?」とモレマ選手が一言。
意味がわからなくて3回くらい聞き直してしまいました。
「欲しい!」と伝えると「付いてきて」とモレマ選手が歩き出します。
着いていくとホテルの中へ、係の人に彼は友人だからと伝えてどんどん奥へ。
一緒にエレベーターに乗ってホテルの一室へ。
エレベーターの中で「なんだこれ?」と頭なの中でぐるぐると思考が混乱していました。
ホテルに入るとファンからすると垂涎のアイテムが所狭しと!
なぜかブエルタで使っていたゼッケンも見せてくれました。
なんでそんな物持ち歩いてんの??
モレマ選手がベッドを指差してどれが欲しい?と聞いてきました。
そこにはジャージが何種類かとグローブなどアパレル類が雑多に置いてあります。
中には、オランダナショナルチームジャージや日本では非売品のワンピースタイプのチームジャージなど貴重なアイテムも。
めちゃくちゃ悩みましたが……オランダナショナルチームジャージにサインをいただいてもらうことに!
途中、モレマ選手を呼びにきたエドワード・トゥーンス選手も合流。
トゥーンス選手には持参したジャージにサインをいただきました。
モレマ選手たちに別れを告げて、エレベーターに乗るとスーダル・クイックステップの選手が一緒に乗ってきました。
なんだこいつみたいな目で見られましたが、自分もそう思います。
ホテルのロビーに向かうと、次はまたチッコーネ選手が!しかも、一緒にジュリアン・ベルナール選手も!
今回はしっかりとサインをいただきました。
もうレース見てないけど満足したから帰ってもいいや笑
チームプレゼンテーション
ホテルに戻って時間を潰してから、チームプレゼンテーションを見にオリオンスクエアに移動します。
チームプレゼンテーションでは国内チームから順に出場選手のお披露目とインタビューが行われました。
僕の地元のレバンテフジ静岡はジャパンカップ初参戦だそうです。
基本どのチームにも暖かい声援や拍手が行われていましたが一際大きかったのが
地元「宇都宮ブリッツェン」
新城幸也擁する「バーレーン・ヴィクトリアス」
初来日のアラフィリップ擁する「スーダル・クイックステップ」
そして、我らが「Lidl-TREK」
の3チーム!
特にジュリアン・アラフィリップ選手はヨーロッパでも非常に人気が高い選手で会場も大盛り上がりでした。
ただ、TREKもジャパンカップとは相性がよく。
かなりチカラのあるメンバーを揃えているので歓声は負けていませんでした!
ちなみに、一番笑いが起こっていたのは安原監督率いるマトリックスパワータグでした笑
安原監督が、選手をあいつらは走るのだけが速い野犬と一緒でそれを纏めてるのは監督である自分の手腕で〜と安原節を披露していました。
それを聞いていた小林選手がチームメイトの海外選手に同時通訳のような感じで安原監督の言葉を伝えていましたが、ジェスチャーから察するにはまた監督が変なこと言ってるとかそんな感じのように見えました笑
ちなみに、唯一プレゼンテーションにバイクを忘れたのもマトリックスだけでした。
どのチームも明日明後日のクリテリウム・ロードレースに向けて気迫十分といった感じだったので明日以降が楽しみです。
Day2に続きます。
ではまた!
チャオチャオ〜