皆さんこんにちは。　明らかな怪我の治りの遅さに、加齢を感じ始めた草井がお送りいたしますＷＡＶＥＢＩＫＥＳ総社店草井がお送りいたしますスタッフブログのお時間です。

人生の先輩方にこの話をすると。「草井くーん。まだまだここからよぉ～　どんどん治らんくなるでー」と過去の自分を見るように諭され、未来に絶望しました(笑)

それはさておき、本日は怪我＆疲労の原因となったこちらのレポートでございます。

「セルフディスカバリーアドベンチャー王滝」

コチラに行ってまいりました！！

通称ＳＤＡ王滝。　直訳すると、「自分のことは自分で何とかするんやでｉｎ王滝」です(笑)

アマチュアのクロスカントリーレースとしては超有名なコチラ。

長野の山奥をガシガシ走るレースで一応タイム計測もされますが、完走することが一つの目的の方もいらっしゃるほど（僕もそう）の過酷なイベントです。

何を隠そう数年前に参加して完走できなかった私。

心のどこかで常に目標としてあったのですが、タイミングとやる気（主にこっち(笑)）の問題でなかなか参加できておりませんでしたが、

とあるお客様の強引な勧誘で(笑)参加せざるをえなくなりましたので（笑)、今回ほかのお客様も誘って数年ぶりに参戦してまいりました！！

参考までに前回の参加者各々のレポートのリンクを張っておきます(笑)

いかに過酷だったかがお分かりいただけましたら(笑)今回の道中からご紹介。

スタート直前に高速道路の事故で通行止めエリアがあることが発覚し、余裕をかなり持たせて出発いたしました！！

事前に同行したお客様がしっかりシミュレーションしてくれていたおかげで、思いのほかスイスイ進み、問題なく目的の中津川へ到着。

前日受付けがあるのでまず会場に向かうのですが、大会会場近辺はご飯食べるところがあまりないので記憶を頼りに、前回もいったショッピングモール「アピタ」を目指すことに。

そしてインターを降りる直前で、ナビをしてくれていたお客様が。

「草井さん！！　アピタっ　潰れてます！！」

「何ぃぃぃぃぃ！！」

と、めちゃくちゃ焦ったもののどうやら「ルビットタウン中津川」といぅ名前に変わっているようで、お店自体はちゃんとあり、目的地は変わらず。(笑)

ほんとは近くの「かも南蛮」食べようと思ってたのですが、場所覚えてなかったのと、ルビットタウンがなんだかすごいきれいになってて、フードコートもあり誰が言ったか

「え？？　混ぜそば食いたい」

その一言で混ぜそばに決定(笑)

すでに車で400キロ以上走ってきているので、みんなおなかペコペコ。

とにかく早く食べたい(笑)↑↑

↑↑これが多分定番の混ぜそば。

非常においしそう。しかし！！

みなさんご存じかと思いますが、大変食にうるさいわたくし(笑)。食べれないものが乗りまくってたので、おとなしく塩ラーメン(笑)

なんかもっとおいしそうに取りたかったんですが、　ご飯の写真って難しいですね(笑)

安定の塩ラーメン。おいしかったです。

腹を満たして向かうのは受付会場！！　　いよいよです！！

あー到着してしまった・・・

不安が募り、少しテンション落としつつ受付へ。　最近のトレンドであるグラベルロードで参加の方も多いのですが、安全とレギュレーション確認のため、グラベルクラスのみ車検があります。

MTB以外の参加者も結構いらっしゃって、当日は登りが激速でした(笑)

この大きな屋根の下に各協賛メーカーのブースが出店しており前日からお祭りムードです。

まだ全員が元気なうちに(笑)集合写真。

コチラがスタートゲートになります。↑↑

前回参加の時もそうでしたが、受付のタイミングで王滝Tｼｬﾂももらえました。当日着て走ってる方もいらっしゃいましたが、僕は大事に持って帰りました。

写真から全員の不安がにじみ出ていますが(笑)僕が王滝に来る原因・・・きっかけになったM様は満面の笑顔(笑)

唯一グラベルクラスで参加のA君は車検で、「ほんとにこれで出るんですか？？」といわれたそうで不安から顔が引きつっていますね。

まさかこれがただのフラグだったとわ・・・(笑)

ちなみに何を隠そう前回の悪夢がフラッシュバックして超不安な僕の表情は虚無です。

とにかく早く宿に行って寝たい。(笑)

明日はどうか誰もトラブルありませんようにと手を合わせて会場を後にします。

そして早速本日の宿に。

宿探しのスタートが遅かったこともあり、苦労しましたが今回はコチラの御嶽休暇村キャンプ場でファミリーキャビンを借りることが出来ました。

電話で予約したところ第一声が

「うちの周り何にもないですけどホントに大丈夫ですか？？」

不安になるわ！！(笑)

予約したものの当日どんなところかと少しびくびくしながら到着。

今回２泊させていただく予定だったので、受付をして2日分の宿代をお支払いしようと思ったところでまた宿の方が一言。

「連泊される方が2日目泊まらずに帰ることが多いんですが、その場合返金できませんが大丈夫ですか？？」

いや、不安になるわっ！！( ﾟДﾟ)　夜何がおこるの！？

と、最後まで不安にさせられ、びくびくしながらキャビンへ。

「荷物はコチラでお運びください↓↓」と宿の方

久々に見るタイプのリアカー(笑)

これに荷物を満載してキャビンまで行くのですが、右も左も車輪のハブががったがた。

リアカーにとどめを刺さないように気をつけながらキャビンまで行きます。

事前のやり取りで覚えた不安もなんのその。　めちゃくちゃ快適に過ごせました。

ただキャンプ場なので当然ですが、ご飯は自分たちで用意する必要が。

全く料理のできない僕ですが、そこは頼れる男たちの登場。

食材の準備から調理まで黙々とこなします↓↓

↑↑この時僕は邪魔になってはいけないと、ベッドでゴロゴロしています(笑)

晩御飯は手作り牛丼！！　

最高です。　これだけでも十分でしたが野菜たっぷりの豚汁もご用意いただけました。

しかし、大変食にうるさいわたくし(笑)食べれないものが以下略。

と、思っていたら僕の食べられないものをすべて排除した通称「草井汁」なるものもわざわざ別の鍋で用意されており、非常に満足した晩御飯となりました(笑)

ただ事前の話し合いで、「僕大食いなんで」って言ってたＡ君がいたので多めに炊いたご飯はＡ君が全然大食いじゃなかったため次の日におにぎりとして残りました(笑)

そして満足感と不安感を感じたまま就寝。

「明日も早い。」

起床！！　　寒い！！

朝３時３０分起床。　夜明け前に動き出します。

今年からキャンプ泊も解禁されており、整列開始の時間に到着してもすでにいいポジションは抑えられておりましたがめげずに整列。

スタートまで約1時間という絶妙なスケジュール。

寒さに耐えトイレを済ませ、時を待ちます。

夜も明けてそろそろスタートムード。

「ホントは行きたくないんじゃ」の顔↑↑

何を隠そうこの1週間前に何もないところで落車している僕。すでに体が痛い汗

↑↑初参加のHさんも準備万端。

そしていよいよ出発。　前回の反省を生かし？？

最初の関門までは少し頑張ります。

今回のコースレイアウトだと、第１関門までは一番距離が長く渋滞になりやすい区間。

ここで自分のペースで走れないと後半余裕がなくなりますので、無理のない範囲で黙々と前をめざします。

途中まではHさんと一緒に走ってましたが走力差から登りで別れますが距離を見るに関門までもぅ少し。

あきらめずに頑張ります。

このころにはガスっていた視界もクリアに。超いい天気ですが標高が高いからか気温は低め。

ついに！！

前回足切りにあった第一関門到着！！　

この時点で制限時間に1時間余裕を持っており、体力的にも気持ち的にも少し余裕がうまれ、やっと写真撮る気になりました(笑)

登りの途中にあるエイドなので、休憩もそこそこに。

天候と体調を確認して背負ってた水も３ぶんの１捨て身軽になって再度スタート！！

もぅちょい行けば長い下り！！頑張るぜ！！

そしてとりあえずの頂点。長い下りに入る前のこちらのタイミング。↑↑

御嶽山がクリアに見えました！！　少し心に余裕も生まれたので写真を撮って休憩していると・・・

「ボンっ！！」

と、突如爆発音。

何事かと振り返ると背中がびしょ濡れのおじさん。

何事かと思ったら、エアーで加圧して飲み安くするタイプのハイドレーション（水を入れるタンク）が加圧し過ぎで爆裂。

「多分ホース外れただけだから」とおじさん。　おもむろにカバンから取り出すと絶望的な位置に大穴・・・まだ６０キロ以上残して水を失ったおじさん。

パンク以上につらい汗

最終的にどうなったかは把握していませんが無事を祈ります汗

下りはサクッとパスして突入したのが下り基調のフラット区間。

ドブの匂いのするドブを走らされます。

ここでとにかく汚れる。　最悪（泣）

ドブを突き進んでいると、突然前で固まっている集団が。

ぼくに気づくと、僕にも声をかけてきます。

「ペーンチ！！　」

ペンチ？？と思って止まって話を聞くと。チューブレスバルブが外れなくてパンク修理が出来ないのでペンチ的なものが欲しいと。

なんとなく心当たりがあったものの、

僕の心の中ではアレが思い浮かびます。↓↓

コレ↓↓

セルフディスカバリーの何たるかを僕に刻んだあの方が僕にささやきます。

「見捨てていってもええんやで。」

ふと困っている人の顔を見ると明らかに僕よりも若い子。

「黙れTAKA・・・悪魔！！」

ドブの匂いのするドブの草むらで、こんな若い子が困っている。

ぼくにはこの子を見捨てることはできませんでした(笑)

「ペンチ。あるよ。」と、彼のバルブコアを鮮やかに外し、名も告げず立ち去りました

そぅぼくは聖闘士草井。気持ちも晴れやかに次へ向かいます。(笑)

何事もなかったように！！

やってきました第２関門！！↑↑

なんか見覚えあるなと思ったら、以前僕が足切りになった第１関門が今回の第２関門でした。

この時点で以前の自分は超えられたので疲れ切っているものの、聖闘士な僕の気持ちは晴れやか。

参考までに以前の写真↓↓

天気よ。汗↑↑　クッソヘロヘロのなか、ここでゼッケンをむしり取られたのを思い出しました（笑）

タイムを確認するとまだまだ余裕あり。完走も見えてきました。

今回のコースレイアウトは第２関門から第３関門まではほぼ下るだけになります。

ラッキーと思ったのも最初だけ。　長い下りもそれはそれで、ツラく（汗）

ヘアピンカーブとガれた下りに握力と脚力を持っていかれながら次のエイドを目指します。

下りきって終わりだと思い込んでいたらまぁまぁオンロードで登らされ、最後の第３関門へ！！

僕はたどり着いた嬉しさから、写真撮ってなかったので一緒に行った方の写真を拝借。↑↑

第３まで行った者のみに与えられる補給食「MANAバー」

ちょっとまだご連絡できてないのですが、WAVEでも取り扱いを始めたいと思っております。

これにはすごい助けられました。　ちょっと補給ミスってたところに与えられる圧倒的エネルギー。

すごい食べやすかったので最後の登りに向けて元気が出ました。

ここまでくれば足切りはなく。制限時間内にゴールを目指すだけ！！

まだまだしっかり上るけども。　ちょっと安心です。

黙々と登り約十キロ下り続け！！

ついに！！

感動の！！

ゴール！！

登りがゾンビ走法すぎて写真も何もありませんが人知れずゴール（笑）

スタート地点に戻って連絡とるとほかの方々も無事完走と聞きさらに安心しました。

とりあえず１００キロチームがどろっどろだったのですぐ宿まで戻り、記念撮影！！

僕もようやく笑顔(笑)

４２キロチームは少し前にゴールしていたようで写真も結構取っていたようなのでダイジェストでご紹介(笑)

はい。いきなりショッキング画像↑↑

前日の車検で「これで出るんですか？？」と恐怖されたA君もれなくフラグを回収しどうやら４回パンク(笑)

最後の関門を過ぎたところでチューブを使い切り最終的にランニングゴール(笑)

登りを結構頑張っていたようで、タイム上は完走扱いですが、次はMTBで出る！！と意気込んでいました(笑)

もぅお一人MTBで４２キロにご参加の方は王滝のきれいな写真を撮ってくれておりました。↑↓

僕はこの写真にどうしても見覚えが・・・

ここじゃね？？↓↓汗

恐ろしい記憶がフラッシュバックします(笑)

更に！！↓↓

恐ろしい汗　

天気でこうも強度が変わるとはホントに恐ろしいレースです(笑)

そしてなんと↑↑

詳しい方ならお判りでしょうか？？　実は毎年参加されている写真向かって左のお方。

何を隠そうあの「弱虫ﾍﾟﾀﾞﾙ」の作者渡辺先生でございます。

運よくゴールタイミングが一緒だったようで、記念撮影に快く応じていただけたようです。

僕もスタートのタイミングが同じで、しばらく一緒に走っておりましたが途中ではぐれました（笑）

渡辺先生のバイクはずっと使われているTREKのフューエルEX（多分）ちらっとしか見れませんでしたが、古XTRのガチ仕様(笑)

走りも非常に安定していて後ろも走りやすかったです。

ということで４２キロ組みダイジェストでした(笑)

そしてみんな帰ってからは、軽くバイクの洗車をして打ち上げBBQ！！

キャンプがち勢による猪肉BBQ　　最高です。(笑)

当日はもぅ一泊するので、プシュっという缶を開けられていた方もおられ完全に宴会(笑)

最高です(笑)

各々、王滝の感想を酒の肴にワイワイ盛り上がり就寝次の日のんびり帰りましたとさ( *´艸｀)

走り終わった後の相棒を見ると、あまりの汚れに絶望しましたが、全体的には楽しい旅KO・・・レースになりました！！

タイミングとやる気によりますので、何とも言えませんが(笑)また参加したいなと思えました！！

ご興味のある方は是非ご相談下さい(^^♪　今から準備すれば余裕で来年でれますよ！！

それでは本本日はこの辺で。

また次回お会いしましょう！！

PS　高木さんと僕は仲良しです(笑)