どーも、丸亀店の高木です。

私事ですが、今年でトライアスロンをはじめて丸10年になります。(コロナ渦で丸3年ほど大会に参加していない時期も含みますが)

特に2016年からはロングのトライアスロンを中心に大会に参加していきました。

コロナ渦で2020年から大会が中止になっていましたが、2022年の去年から佐渡も大会が再開されました。

昨年の2022佐渡はミドルのBタイプで出走しましたが、今回はいよいよロングのAタイプに再挑戦です。

ロングの大会への参戦も久しぶりになります。

ちなみにロングは今大会で８回目の参戦になります。佐渡は５回目になります。

佐渡は日本最長の距離があり制限時間も厳しいため、完走することを目標にしてこれまで取り組んできました。

おかげさまで今までのトライアスロンはすべて完走はしています。

今大会も完走できるのか？

今年は暑さも半端ないですし、練習量は過去最低ではありますがなんとか最後まであきらめずに走り抜きたいと思います。

まずは新潟の直江津港までの700キロの深夜の車移動をこなします。（いつも10時間くらいかかります！）

金曜日の夜18:30に丸亀店を出発。今回は少し早めの朝の4時頃に直江津港付近のパーキングエリアについてしばしの仮眠を取ります。

パーキングエリアから見る朝日です。

あたりが明るくなり、いよいよ大会前日の朝を迎えました。

直江津港まで移動して、いよいよ佐渡ヶ島に渡ります。

今回のメンバーです。ウェーブからは私含め９名の参加。なんと全員ロングのAタイプにエントリーしています！！↓↓他の岡山メンバーとも直江津港で合流。みなさん長旅お疲れ様です！↓↓↓

この後、2時間40分かけてフェリーで佐渡ヶ島に渡り、大会会場へ。

大会の受付も済ませて、いよいよ明日のスタートに備えます。

会場前の広場ではブースが多数出店していて、会場の雰囲気を盛り上げていました。↓↓

前日の土曜日は早めに晩ご飯を頂いて翌日朝2:00起きに備えます。

ロングのトライアスロンの朝は早いです。

なお、選手の当日の受付けは4:00からです。

↑↑いよいよ当日の朝です。

まだ辺りは暗いですが選手は続々と会場入りしていました。

我々も行きますか！

スタートは朝６:00です。

長い長い1日が始まりま～す。

さて、いつものようにここからは写真なし(笑)。

まずはスイムパート。

4km泳ぎます！！

今年は全くスイム練習をしていないので、さすがに不安がありました。

もともと全く泳げませんでしたが、今は遅いですが距離は泳げるようになりました。

1時間40分ほどでスイムアップ。まあ遅いんですが自分としては上出来です。

ここから190キロのバイクパートへ。

毎年とてつもなく長く感じるのですが、今回はそうでもなかったです。

今年は楽しむことを目標としていましたから、バイクに乗っているときも全然違うことを考えながら走っていました。

バイクパートをあまりにのんびり走りすぎたのか、佐渡ヶ島を1周して帰ってくると15:30を過ぎてしまいました。

少し時間を使いすぎましたが、いつも通りバイクパートで足を使わずに気持ちよくランができる感じで帰ってきました。

ただここからが誤算で、ガーミンのランニングウォッチが前日に故障してしまい（実は故障はしていなかったのは後で気付く（泣））ランニングウォッチなしでランをすることになりペースが分かりません。

１キロ５分台で最初の10キロを走ってしまい、明らかにオーバーペース。

そして予期していたことが起こってしまいました。

『足が、、痛い、、』

それでも、まずは20キロまで行こうと頑張りましたが、結局走ったり歩いたりの繰り返し。

その後、20キロ→30キロの10キロで1時間半もかかってしまい、このまま走ったり歩いたりのペースでは制限時間の21時30分までにゴールにたどり着かないと分かりました。

30キロ→35キロはゆっくりでもいいから止まったり歩いたりせずにエイドにもよらず、痛みと闘いながらなんとか残り距離7キロの地点に到達。

その時点で20時36分でしたので、残り54分。

スタッフの方が、大声で声をかけてくれました。

『あと残り7キロですからキロ7分でいけば大丈夫！！間に合いますよ～！！頑張れ～』

そこで、はっきりと鮮明にどうしなければいけないかをすべて理解しました。

残り7キロちょっとなので、1キロ7分のペースで走り続けなければアウトです。

のこり7キロを走り切らないと完走できない。歩いた時点で間に合わない。

ここまで追い込まれたのは８回ロングを走っていますが初めてでした。

毎回、なんとなく間に合うと思って走って、時間もある程度余裕をもって完走していましたので、ホントに追い込まれました。

間に合わないのは自分だけではなく、近くを走っている選手全員ですので、そこからみなさんペースが一気に上がりました。

たぶん体感的には1キロ5分半くらいの感じで、速すぎると思いましたがもう行くしかないので付いていきました。

フルマラソンの経験がある方なら分かっていただけると思いますが、35キロからののこり7キロは地獄です。

足を痛めていればなお地獄でそこからキロ7分で7キロ走れるかといえばそれは無理です自分は。

そうではあっても、やはり諦められない諸々の事情もあるわけで(笑)

完走せずに帰るわけにはどうしても出来ません。

無理やり足を動かすとなんとか動きましたので、行けるところまで行こう。

7キロ無理でも、行けるところまで。

21時を過ぎて、残りも30分を切りました。

私以外の方は一足早くゴールにたどり着いていました。

やはり7キロは持たず、のこり1キロほどのところで力尽きました・・・・・。

ただ火事場のくそ力で、キロ5分ちょっとくらいで6キロほど走り切ったので10分ほど時間を残して完走できるところまで帰ってきました。

沿道が大声援でなかなか歩ける状況ではなかったので(笑)、沿道の角を曲がった少し暗い最後のゴール前のところで完全に足が止まりました。

マーシャルの方が頑張れ！頑張れ！と言ってくれましたが、内心『30秒休ませて・・・』。

1分ほど休憩してなんとか走れるようになったのでいよいよゴールへ。

制限時間内になんとか帰ってこられました！！

完走できました～！！

いままでで一番嬉しいゴールになりました。

ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

佐渡も5回出場して5回とも完走という結果になりホッとしています。

また新しい挑戦者が出てくることでしょう。私は今回でひとまず佐渡は卒業しようかなと思っています。

佐渡よ、いままで感動をありがとう！！

みなさんも、トライアスロンやってみませんか～。