2023/08/27(日)
スタッフの日常丸亀店
【丸亀店】国内でロードレースを楽しもう!
観戦してみましょう!
こんにちは、玉ちゃんです
皆さんはジャパンカップといえば何を思い浮かべますか??
通常ですといわゆる「競馬」のジャパンカップを思い浮かべる方が多いかと思います。
実際Googleで「ジャパンカップ」と検索すると競馬のサイトしか出てきません。
しかし、僕は違います。
ジャパンカップといえば毎年10月ごろに栃木県宇都宮市で開催されるサイクルロードレースの「ジャパンカップ」が思い浮かびます。
ジャパンカップは国内で唯一のUCIプロツアーカテゴリーのレースです。
細かい説明や厳密な説明は僕も正直説明できませんが、簡単に言うと国際規格のロードレースの中で上から二番目のカテゴリーのレースということです。
日本国内でも、JCLやJBCFといった国内規格のレースは行われていますが、UCI規格でしかもセカンドカテゴリーのレースではレベルが全然違います。
日本国内では、ロードレースはマイナースポーツ中のマイナースポーツですし、本場が基本ヨーロッパなのでこのようなトップカテゴリーレースが見られる機会は非常に少ないのです。
そうは言っても、少ないというだけで唯一ではありません。
ですので今回は、国内のハイレベルなレースを3つご紹介します!
ツアー・オブ・ジャパン
日本国内で一番開催が速いレベルの高いレースと言えば「ツアー・オブ・ジャパン」です。
僕らは、頭文字を取って「TOJ」と略すことが多いです。
こちらも、UCIのレースのひとつでカテゴリーはUCIアジア2.1カテゴリーです。
この辺は、もう僕ではマニアックすぎて説明はできませんが、先頭の数字が2なのでステージレース(複数日走る形式のレース)で末尾が1なので1クラス(UCI規格の下から2番目くらいのレベル)のレースです。
ちなみに、自転車乗りの中ではまだ聞き覚えがある方のツール・ド・おきなわはアジアツアーの開幕レースで、カテゴリーは1.2です(UCI規格の一番下のカテゴリーで1日で終わるレース)。
※一般人が参加できるやつとは別日に開催されるやつの方です。
このレースは、このあと紹介するレースと比べると参加チームがマイナーかつ日本のチームが多いのです。
ただ、EFエデュケーションの育成チームやトム・ピドコックやベン・ターナーなど第一線で活躍する選手を多く排出するトリニティレーシングが参加しています。
なので、後々はトップカテゴリーで走るかもしれない選手を早いうちに見ておける乙なレースとも言えます。
楽しみ方としてはどうなんでしょうね?笑
また、ちょろっと触れましたがTOJは紹介する中では唯一のステージレースです。
要は何日間かに渡って記載されるレースのことなのですが、TOJ2023の場合は下記の地域で開催されました。
1.堺(大阪)
2.京都
3.いなべ(三重県)
4.美濃(岐阜県)
5.信州飯田(長野県)
6.富士山(静岡県)
7.相模原(神奈川県)
8.東京
この辺からだと、堺か京都あたりなら見に行けそうですね。
このように、大阪から東京まで点々と移動していくのでご自宅の近くのステージを見に行ってみましょう!
ジャパンカップ
ジャパンカップは、先程述べた通り日本(というかアジア)では最高位に位置するレースです。
ですのでTOJと比べてもレベルが段違いに上がります。
というのも参加するチームのカテゴリーが上がるからです。
例えば去年の参加チームから抜粋すると、我らが「TREK-Segafredo(現:Lidl-TREK)」を始めとして
・バーレン・ヴィクトリアス
・コフィディス
・EFエデュケーション・イージーポスト
・イスラエル・プレミアテック
・ロット・スーダル(現:ロット・デスティニー(今はUCI.Proカテゴリーに降格))
以上のようなチームが参加しています。
知らん人からしたら「はぁ・・・」って感じだと思いますが上記のチームは世界でもトップカテゴリーのUCIワールドツアーチームと呼ばれるめっちゃすごいチームたちなのです。
また、こちらは後述するさいたまクリテリウムと違ってガチのレースなので、ほぼシーズンオフとはいえ世界レベルの選手の戦闘モードを拝むことができます。
ジャパンカップは、「ジャパンカップクリテリウム」と「ジャパンカップロードレース」の2種類のレースが開催されます。
クリテリウムは、宇都宮の市街をクローズド・サーキットにして行われる周回レースです。
クリテリウムの醍醐味はロードレースと違い短い周回コースで行われるため、観戦していると何度も選手を目の前で見ることができます。
かつては世界の第一線で戦っていた「別府史之」さんなどTREKの選手が何度も優勝しており、TREKファンからすると毎年楽しみなレースでもあります。
それに対して、ジャパンカップロードレースは古賀志林道を含む大きな周回コースで行われるロードレースです。
クリテリウムと違って上りなどがあるのが特徴ですね。
さいたまクリテリウム
最後は、「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」のご紹介です。
ツール・ド・フランスという単語はご存知でしょうか?
僕のブログでは、何度も登場していますね!
簡単に言うとフランスで行われる世界最高峰のレースと思っていただければ大丈夫です。
さて、ではこのツール・ド・フランスさいたまクリテリウムはどういう大会かというと「後夜祭レース」みたいな感じです。
その年にツールで活躍した選手などが、シーズンを終えて世界中を凱旋するイベントのひとつが「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」なのです。
結構アジア圏でも色んなところでやってたりします。
これのいいところは、ジャパンカップよりもネームバリューのある選手が来てくれることですね。
特に、マイヨ・ジョーヌと呼ばれる、ツール・ド・フランスで優勝した選手が必ず訪れますからね。
一応世界選手権と言って毎年ロードレースの世界一を決める大会もあるのですが、個人的にはツール・ド・フランスを優勝した選手こそが世界最強だと思ってます(実力も運も)。
そんな選手を間近で見られることもさることながら、このさいたまクリテリウムは名前の通りさいたま新都心駅のど真ん中で開催されるのでアクセスがめちゃくちゃいいです!
ジャパンカップも街中だけど・・・宇都宮自体がね・・・・
更に会場の近くにはグルメも楽しめる、マルシェもやってるので知らない人も気軽に楽しむことができます!
いかがでしたか?
例年は、さいたまクリテリウムには顔を出しますが、今年はジャパンカップにも行かせてもらえることになりましたので乗るだけじゃなく観戦の方も自転車を目一杯楽しむ所存です!笑
ではまた!