2023/08/25(金)
スタッフの日常丸亀店
【丸亀店】石鎚山のつもりが大阪に!?和泉葛城山ヒルクライム練
石鎚山の試走のハズが
こんにちは、玉ちゃんです
今年は9月3日に愛媛県の石鎚山で開かれる「石鎚山ヒルクライム」に参加する予定です。
かなり人気なイベントなようで、応募一週間で定員が埋まっていました。
難易度は、距離からするとそこそこでしょうか?
22kmほどで1,100mまで登ります。
登るだけだったら道も広くところどころ休憩できるのでおすすめの坂なのですが、記録を狙うとなるとしっかりと練習がいる人も多いと思います。
なので、試走に行こうと思っていたのですが・・・・・生憎の雨予報
どうする玉永!?!?!
そうだ大阪に行こう
正直練習だけなら、五色台や屋島など県内の山や岡山の山でも良かったのですが、参加者の方に申し訳なかったので急遽別の場所を探すことに。
こんな時に、ネットは便利ですね!
条件を入れて検索をかけるだけで探すことができます。
候補の場所は、石鎚山と同じで片道3時間以内で行ける場所、かつ、そこそこ長い坂道。
そして、白羽の矢が立ったのはなんと真逆の大阪府と和歌山県に挟まれた「和泉葛城山」!
どこそこ????
7方向から7つの苦行が楽しめる!!
和泉葛城山は大阪市の南側で和歌山県との県境にある山です。
標高は、その近辺では一番高いようで858mもあるようです。
和泉葛城山の特徴はなんといっても7方向からのヒルクライムが可能なことです。
小豆島の寒霞渓や、兵庫の六甲山、五色台なんかも複数のコースを登ることができますがこれだけの標高で7方向から登れる山は珍しいでしょう。
サイクルスポーツによれば
・塔原ルート→苦行
・蕎原ルート→苦行
・神通ルート→少しマシな苦行
・犬鳴ルート→苦行
・中尾ルート→苦行
・粉河ルート→少しマシな苦行
・牛滝ルート→少しマシな苦行
があるそうです。
全部登る「7葛」という楽しみ方があるようですが獲得は4,300mの130kmになるらしいですね。
ちなみこの7ルートですが、一般のロードバイク乗りの尺度からすると全部きついコースとなっております笑
今回はこの中でも、蕎原、神通、粉河の3本を上るレイアウトで走ってきました。
メインディッシュを前菜で
葛城山までは、丸亀を出て約3時間ほどでつきます。
お盆もあって混むかなと思いましたが、上りはあまり混雑していませんでした。
「何がお盆だ!大したことなし!我が世に波乱は起きぬ!!」とたかをくくっていたら・・・
道中の料金所で、車が中央分離帯を乗り上げて事故っていたのを見て「なんだよ父さんッ・・・やっぱりお盆怖いじゃないか!!!」とも脳内シンジくんが叫んでいました。
シンジくん、自転車も車も安全に乗るのよ!!
さて最初は、蕎原ルートでヒルクライムします。
実は、この蕎原ルートが今回のヒルクライムの中でも一番きついルートでして。
レイアウトは、ちゃんと上まで行くと8.3kmの獲得が630mです。
平均勾配は、約7%なのでヒルクライマーからしたら大したことはない坂のようにも思いますが・・・・
写真でもわかる勾配のキツさ・・・・
普通写真で撮っても勾配ってあんまり伝わらないんですけどこれは流石にわかりますね笑
それにしても我ながらいい写真ですね。
WAVE写真アワード受賞待ったなしです。
この蕎原はサイスポ曰く、7葛の中でも最難関のひとつだとか。
道中は、マックスで15~22%くらいの坂道が続きます。
マシなところでも10%超えてるですって奥さん!!あらやだ怖いわねー
今回のお客様のうち2名は、この勾配で思うようなスピードが出せずアブに格好の餌食として狙われていました。
ある人曰く12km/h以上出さないと虫にたかられるそうす笑
大半の人は無茶やで
そして、チェックポイントのハイランドパーク粉河に到着!
最初が一番難関コースで参加者からは、恨みを買ったと思いますが嫌なものは先にやる方がいいです笑
まぁ僕にとっては極上のメインデッシュでしたが。
めっちゃ楽しかったので終始ニヤニヤしてました。
今度また登りに来よー
一番長いコース
さてお次は、和歌山県に入って粉河ルートに入ります。
和泉葛城山の南側で、蕎原からちょうど真反対のルートです。
距離が一番長いようで、山頂までは約12km、獲得標高は約750mです。
ヒルクライムは距離が長いと勾配がならされるので、こちらのルートは比較的登りやすと思います。
さてさて、実は記憶が正しければ和歌山県は初上陸です。
みかんと梅酒がうまい僕からしたら天国ですが悲しいかな用事がなかったので来たことはありませんでした。
時間もいいし、せっかく和歌山に来たんだから美味しいもの食べなきゃなー
「「「BIG Mac」」」
急遽変更したんでリサーチする時間なんてなかったんです笑
残念ながら粉河の写真は撮っていませんが、最初に20%超えの坂道だったのもあり平坦に感じるくらいは難易度は低めに感じました(実際はそこそこの強度があります)。
中級者のヒルクライマーには、結構気をつけてもらいたいポイントのひとつですね。
激坂を登ったあとは感覚が麻痺してしまい、感じている勾配と実際の勾配がかなりずれることがあります。
ですので、感覚任せに踏もうとすると急激に体力を消耗してしまい登れなくなります。
なので、必ずサイクルコンピューターで勾配の確認をすることや、パワーメーターを使って出力の調整を行うようにしましょう!
毎回、ハイランドパーク粉河で休憩をするのですが、自販機のドリンクが朝来たときから急激に売り切れなどに変わっていて気温の高さを感じます。
サイクルコンピューターのアラート機能で水分補給をしていたおかげか、はたまた膝裏の故障を隠すために飲んでいたからか僕は平気でしたが、周りは坂のキツさと暑さで残り一本あるのに皆さんグロッキーな表情笑
きばっていくぞー!!
最後は楽な坂
最後に1本とは言うものの僕はみなさんが勘違いしているほど鬼じゃないので、最後には一番楽な坂を選びました。
3本登る時点で鬼とも言われそうですが、逆に3時間かけて2本しか登らないのはもったいなくない?
それに観光じゃなく練習ですしね笑
さて、最後のルートは神通温泉から上がっていく神通ルートです。
今までのルートは、勾配の変化が多少なりともあるか、勾配の変化がない代わりに激坂しかないところばっかりですが神通ルートは本当に勾配の変化が少ないです。
距離も10kmで獲得は600mなので平均勾配も6%です。
ハーフ富士ヒルみたいなもんですね。
ですがやはり、既に猛暑の中を2本登っていますので顔は一様にきつそうです。
そして、無事にフィニッシュ!!!
各々やりきった顔をしていました。
ちなみにこの日接種した水分は4Lほどでしたが多分足りていないと思います笑
ただ、標高が800m近くもあるおかげで汗が引いてくるとそこそこ涼しく過ごせました!!
最後の課題は・・・
この道を下って帰らなきゃいけないことですかね・・・・
ではまた!