こんにちは、玉ちゃんです

皆様は自動車の運転好きですか？

僕は嫌いです。

高松で客だった頃の僕をご存じの方は知っていると思いますが、僕は元々社会人になっても車を持っていませんでした。

理由は３つ「金がかかる」「運転が好きじゃない」「自転車で事足りる」です。

そんな僕も立派なもので、社用車のステップワゴンやハイエースを運転するようになりました。

富士ヒルにもステップワゴンで2回も行きましたとも

ですが・・・・だからってさ・・・・・・

ハイエースでこんな道走りたくないんだが？？？？

(Googleストリートビューより拝借）

同乗者のお二人はさぞ酔ったことでしょうね。

誰が運転しても・・・・・なんでもないです。

さて、今回はこんな細い山道を車で走ってスーパー林道に行ってきましたのでそちらをレポートさせて頂きます。

スーパー林道の詳細な位置は今まで何回かブログに登場していますので割愛しますが徳島県の剣山の近くにあります。

スタート地点が既に標高1,300m近くあり、スタートする場所によりますが往復で80kmほどのグラベルコースを走ることができます。

今回は、ファガスの森という山小屋から徳島のへそと言われる絶景ポイントが通行止めでしたので、少しショートカットしたコースになりました。

いやしかし、グラベル55kmで獲得標高が1,500mってかなりきついですよね（笑）

今回のスタート地点までは麓から自転車で上ってこれますが、先にも述べた通り標高が1,000mを超えています。

しかも、結構な急勾配なので下から走るとそれだけで大概の方がお腹いっぱいになってしまうでしょうね（笑）

なので、車で向かいます。

スタート地点からすでに当たり前のように未舗装路です。

しかし、このコースでいうとココはまだきれいな方です。

某解説者風に言うなら「鏡のようなグラベル」ですね。

さて、ことグラベルにおいては、準備というのがかなり大事な要素となってきます。

イメージするなら登山が近いかもしれませんね。

なにせ、道中にコンビニはおろか、自販機や民家は一切ありません。

なので、いつものような装備で行けば痛い目に合うのは間違いないでしょう。

かくいう僕も、事前の準備はバッチリ行いました！

持ち物も、当然いつもよりも食料や飲み物は途中で変えないので予め用意しますし、パンクの危険性も非常に高いのでパンクする前提の道具を持っていったりします。

また、タイヤの空気圧などもいつも異常に厳格に管理します。

多すぎても少なすぎても走りにくくなるので路面状況に併せて変化させます。

さていよいよ出発です！

道中はこんな感じの道が延々とアップダウンを繰り返しながら続いていきます。

横を小川が流れてますが、実はこの先の山肌は少し崩落していました（笑）

ただこんなのは可愛いものです。

中にはこんなに崩れており、反対側が・・・・

見晴らしはいいけどガードレールもなくどこまでも滑落できるポイントなんかもあります（笑）

まぁ落ちるような感じのとこではなかったですが。

さて、グラベルの楽しみの一つに自然を満喫するというものがあります。

特に湧き水（？）なんかが流れているとみんなこぞって浴びに行きます（笑）

顔を洗う人

ヘルメットを洗う人

頭ごと行く人

それぞれがそれぞれの方法で自然を満喫していました（笑）

さてさて、折り返し地点である昼食のポイントまであと4ｋｍのところなのですが

通行止め！！！！！

わーお

一週間前は行けたらしいのに・・・・・

ホンマに行けないのかな？

ホントは行けんじゃないの？

幸いなことにファガスの森のとことは違って、歩行者や自転車の規制は書いていないので進んでみることに

危なそうなら飯抜きで引き返すか・・・・

ん？？

あっ！！！

わーお☆

かなり派手に崩落していました。

ここはバイクを降りて進みました。

さて、看板通り4kmの道をひた走ると折り返しポイントに無事到着！

写真から分かる通りめっちゃ晴れてて暑かったです。

でも、気温自体は30℃下回ってるらしいです。

嘘だろ。

さて腹も減ったし早速ご飯でもたｂ

え？

は？

これを見たお客様の一人がこう言いました。

「ヨ◯ダ！！！！！！」

残念ですがヨーダではなくスティーブン・スピルバーグのETです。

ちなみにETってなんの略か知ってますか？？？

僕は知ってます。

教えてもらえると思いましたか？

世の中そんなに甘くないです。

グラベルは、通常よりもお腹が空く気がします。

朝食もしっかり食べ、途中でも補給を摂っていたにも関わらずめちゃくちゃお腹が空いてました。

山小屋では各々好きな食べ物を選んで注文！

来るのが待ち遠しいです。

僕はカツカレーと山小屋うどんを頼みました。

空きっ腹だったのもありめちゃくちゃ美味しかったす。

うどんは写真を撮り忘れましたが山菜うどんでした。

さて、別のお客様は同じカツカレーの大盛りを注文していました。

そして来たものがこちらです。

器から零れそうなルーの量を見てもらえればわかりますが、めっちゃ大盛りでした。

お祝いごとか何かか？？

そして、気になるメニューを頼んだ人がもう一人。

その名は「おとこ気カレー」

ナンジャコレ・・・

カレーにカツとオムレツ、焼肉がトッピングされてます。

欲張りさんめ！！

でも、これって漢気なん？

ちなみに、僕らが行った際のメニューはこちらです。

超おとこ気カレーめっちゃ気になる。

あと「レー」（笑）

おとこ気カレーを食べている人はめちゃくちゃ食べるのが遅かったので外でしばし休憩をします。

プロロードレースのTTで、その時点での最速タイムの人が座って待機するシートをホットシートと言いますが、ホットさかげんでいえば、このシートには勝るものではないでしょう。

澄ました顔をしてますが、背中と尻も暑いし、正面は進行形で加熱されています。

おとこ気カレーを食べて、漢に磨きがかかったスタッフの高橋がようやく食事を終えてこちらと合流！

さて出発！！

と思った矢先・・・・

これは、やってますわ

パンクしてシーラントが吹き出しています。

まぁ僕のでもないし、お客さんのでもないから無問題ですが（笑）

幸いにも穴は小さくなんとか走りきれてました。

いやしかし、見渡す限り大自然ですねー

こういう景色を見られるのはグラベルだけですし

振動のせいでハリボーの袋が開けられなくなるのはグラベルだけでしょう。

この日は、前回僕が試走しに行った際とは違いパンクせずに走り切ることができました。

あと、上のブログでも書いてますが、タイヤを33ｃから36ｃへ太くしたことによってかなり安定感のある走りができたと思います。

下りの最中で、前輪が弾かれ浮いた場面もありましたが、後輪がしっかりグリップしていたことと奇跡的に体幹がうまく支えてくれたので事なきを得ました(笑)

少なくとも、トラクションはかなりかけやすくなっていたので後輪が滑りにくくなっていました。

あんまりおすすめはしないですが、ダンシングをしてもかなり地面を食ってくれてましたね。

タイヤ幅って大事ですね。

また、ドリンクなどのパッキングに関してもボトルを2種類しっかりと用意できたので、適宜飲んだりかけたりの使い分けが上手くできて大満足でした。

冒頭でも触れましたが、準備が大切ですね。

機会がありましたらみなさんも一緒に走りに行ってみませんか？

ではまた！