いつもWAVE BIKESをご利用いただき誠にありがとうございます。岡本でございます。

先週末は米子にて皆生トライアスロンに参加してまいりました。その間岡山店が3名体制となり、お待たせする場面があったのではと思います。ご迷惑をおかけしましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。

さてその皆生トライアスロンですが、距離はスイム3km、バイク140km、ラン40kmの「ロングディスタンス」と呼ばれるカテゴリの、少し過酷なレースでもあります。

本番の前日(土曜日)や前々日(金曜日)に開会式や競技説明会を行うことが多く、レース自体も長時間ですが、参加するには何かと拘束時間も長くなってしまいます。

最近はコロナを経て、動画視聴を競技説明会に替える大会が増えていますが、どうしても伝わりにくい部分があったり、コロナで大会の間隔が空いて忘れていることがあったりします。こういった以前のような集合形式の説明会に戻っていくと、運営もスムースに行いやすくなるのではないでしょうか。

そして皆生トラの競技説明会と言えば、レースナンバーを上腕に書くことに対して、長袖や半袖のウェアを着用する場合も必要なのかというお約束の質問があり、大会側のお約束の回答(※)で今年も盛り上がります。

(※)詳細はお問い合わせください。

まずはスイム3km。

皆生温泉海水浴場の沖を、東から西へ約1.5km、折り返し地点で一度浜へ上がり東へ約1.5km。従来は往路と復路の間にブイが並び、そのブイ間にロープが張られていました。今年は何かと節約のためか、ロープが省略されています。ロープのあった時は、それに沿って泳げば迷走(泳?)しにくいため、多くの選手がロープ沿いを狙って大混雑します。

そのため私はロープから少し離れたところを泳ぐ作戦をいつもは取っていたのですが、今年は選手の集中する箇所が少なく、どこを泳いでも混雑している感じで苦労します(涙)

復路はやや選手がばらけて泳ぎやすくなりますが、今度は流れが向かい潮となるので折り返し地点で28分強だったのが結局61分ほどのスイムアップ。

スタートからしばらくは平坦なレイアウトが続きます。そしてここが追い風となる年が多いのでバイクの前半は気持ちよくスピードに乗る場合が多いのですが、今年は向かい風でした。しかもバイクスタートの8時ころですでにかなりの高温だったようで、向かってくる風が「熱波」です。そのため無理をせず、軽いギアをクルクル回すことをしっかり意識してまずは我慢です。

そしてスタートからおおよそ20km地点の第1エイドに到着。次の第2エイドが60km地点とかなり離れているのでここでの補給は必須です。エイド手前から残りの水を体にかけてクールダウン、エイドで新しいボトルをもらいます。

が、、、もらったボトルは水が半分ほどしか入っていません(泣)あとから他の選手にも聞きましたが、やはりボトルの半分くらいしか入っていなかったそうなので、あえてそうしていたんでしょうね。

とは言えここから灼熱の40kmは不安になるほどの水しか手にすることができなかったのは事実です。

節水しながら走りますが、水はなくなり60km地点までもちそうにありません。ここまで暑いと水分補給の他に、体に水を掛けて冷やすためにもどんどん水を使ってしまいます。

なんとかして次のエイドまで持たさないとと思っていたところへ救いの手。沿道のStarling-Cafeさんになぜか選手が10名ほど行列。ランチ？ではなく、オーナーさん(おそらく)が「きれいな井戸水どうぞー」と大きな声を出してくれています。

お言葉に甘えました。空になりかかったボトルに水を足し、その場で喉も潤して先に進みます。

この先はわりと均等にエイドステーションがあるので一安心です。

ちなみに先ほどのStarling-Cafeさんから少し登った先に、広めのスペースがあるのでそこにエイドを作ってもらえると嬉しいなと思いながら、少々長くなりましたので「後編」へ続きます。