みなさんこんにちは。　昨日からぼーっとしてると不意に瞼が痙攣してビクビクビクビクっ！！ってなって我に帰る草井がお送りいたしますWAVEBIKES総社店スタッフブログのお時間です。

ネットで調べたら、おじさんにありがちらしいです… 僕ももぅおじさん…ですね。（泣）

メンタルを削られたところで、本日はこちらのご紹介。

「YONEX  カーボネックス」

今やロードバイクメーカーとして周知されてきたヨネックスの一番槍として発表されたカーボネックス。

リムモデルではありますが、フレーム重量650g（Sサイズ未塗装）の脅威の重量が特徴のヒルクライムバイクです。

今回は納車して数年経ったのでオーバーホールということでお預かり。

写真↑↑はすでに完成状態ですが細かく見ていきましょう

今回はオーバーホールということで消耗品の交換がメインで、何かグレードアップしたりということはありませんでしたが、今回本当に驚愕したのはこちら汗

きっと最初は綺麗なシルバーだったと思われる、ヘッドベアリング。

汚れをきれいに拭き取っても↑↑の状態。

外側が錆びつき、フレームから外れません。　上側のベアリングに関しては、中のプレッシャーリングと完全に融合していたので、ほぼ破壊しながらなんとか救出。

回転もゴリゴリだったため。

今回は上下共に交換となりました汗

そしてこちらも嫌な予感をさせながら分解したところ↓↓

ぱっと見無事かな？？　と、思ったのも束の間。

ステム内部を覗くと、おそらく汗等による腐食が進み、表面がガタガタになっているところも。

正直なんともいえない状況だったためお客様に相談させていただいたところ、「安全のために交換を」ということっだったので、今回はステムを丸ごと新品にさせていただきました。

最初の組み立て段階でもそうですが、今回も念入りにグリスアップして次のメンテに備えつつ元に戻しました。

シートポストもフレームもカーボンなので、こちらは腐食やさびはありませんでしたが、内部で塩が結晶化すると例えカーボンであっても抜けなくなることはありますので、今回は無事なうちに一旦ポストを抜き再度カーボングリスを塗布しておきました。

メンテとは関係ありませんが、パーツチョイスがヒルクライマーらしさを感じます。

↑↑ペラッペラの軽量サドルはヒルクライマー御用達？？のフィジーク　アリオネ00の限定カラー！！

赤いラインが素敵です（＾Ｏ＾）

駆動系は元々デュラエース9170シリーズ。　クランクには左右パワーメーター付き。

値段と重量と性能のバランスがとてつもなく良いデュラエースの中でも逸品中の逸品だと思います。

今回は清掃とチェーン交換で仕上げております。

チェーンリングはもう一息頑張れそうです。

例のステムも（笑）新品に交換してグリスアップののち、組み付けました。

バーテープも薄めでハイグリップなボントレガーの「グリッピータック」をチョイス。

ホイールはフルクラムのスピード40T！！

タイヤはトレンドの軽量タイヤ。パナレーサーのアジリストチューブラー！！

圧倒的オールラウンダー。ということで、クリンチャーやチューブレスタイプとはまた違ったトレッドパターンを採用しております。

宇都宮ブリッツェンの選手も使用しておりまして公式サイトにインプレが掲載されてました。

軽量フレームに軽量パーツをアッセンブルした気になる総重量は？？

驚異のUCI切り（笑）　選手なら重りを積むレベルです。

しかもサイコンマウントもボトルケージも装着状態。　

この重量はディスクブレーキだとなかなか出せませんね(^_^;)  やはり圧倒的な軽量性を求めるならいまだにリムブレーキが現役なのもうなずけます。

という感じで圧倒的軽量バイクの完成です！！

しっかりメンテナンスして春からしっかり乗っていただけそうです。

また定期的にメンテナンスお持ちください！！

それでは本日はこの辺で。また次回お会いしましょう。