2022/10/03(月)

スタッフの日常

岡山店

珈琲と自転車の関係を知っていますか?

珈琲を片手にゆっくり読んで下さい

こんにちは、たまちゃんです

 

皆様は珈琲を嗜まれるでしょうか?

珈琲はみなさんがご存知の通り世界各国で愛飲されている嗜好飲料の一つでコーヒー豆を焙煎して抽出した飲み物です。

僕にとって珈琲は事務作業のお供として手放せない存在です。

なんとなく集中力がまして作業に没頭できるのでよく管理栄養士として勤めていた時代には飲んでいました。

 

さて、なぜ自転車屋のブログで珈琲の話をしているといいますときっかけがございます。

先日、とある常連様から「エスプレッソと自転車って何か関係あるの?」とのご質問をいただきました。

更に付け加えるように「たまちゃんなら知ってるかと思って」とのこと。

残念ながらその場ではお答えができなかったので少しばかり調べてみました。

 

残念ながら書籍を読み漁る時間はなかったので検索を駆使してのお答えなので正確性にはかけると思いますが珈琲を片手にお楽しみいただければと思います。

Cafe et Velo

僕の中で自転車といえば「ツール・ド・フランス」です。

ツール・ド・フランス(以下:ツール)とは毎年6月末頃から23日間(内休息日2日)に開催される世界最大のステージレースです。

名前の通り3週間でフランスをぐるりとまわるレースですね。

初開催は1903年と119年もの歴史を持つレースで、何度かの中止があったため今年で第109回目になります。

 

このツールと珈琲も実はちょっとした関わりがあります。

現在、ツールのグランデパール(開幕初日)は国外でスタートすることが通例となっています。

今年は、デンマークでの開催でした。

しかし、第一回大会はそんな慣例があるわけもなく当然フランス国内からスタートしました。

スタート地点はエソンヌ県にあるモンジュロンという都市からスタートしました。

更に、厳密にいえばモンジュロンにある「Au Reveil Matin(ルヴェイユ・マタン)」という「カフェ」からスタートしていきました。

直接的ではないにしろツール・ド・フランスはカフェから始まったともいえますね。

ちなみにルヴェイユ・マタンは「目覚まし時計」という意味らしいです。

ツール・ド・フランスについて詳しく知りたい方は講談社現代新書発行「ツール・ド・フランス」(山口和幸著)をご一読することをおすすめします。

人喰いとエスプレッソ

ツールはグランツールと呼ばれる特別なステージレース(複数日開催のレース)ですが、このグランツールは3つ存在します。

イタリアのジロ・デ・イタリア、フランスのツール・ド・フランス、スペインのブエルタ・ア・エスパーニャです。

現在、開催順は上記の通りですがこの記事を書いている時点ではすべて終了しています。

さて、その中でも今年のブエルタ・ア・エスパーニャの優勝者をご存知でしょうか?

彼が今年の王者であるレムコ・エヴェネプールという若干22歳のベルギー人です。

ちなみに彼は今年、モニュメント(ワンデーレース版のグランツール)のリエージュ~バストーニュ~リエージュ、ブエルタ・ア・エスパーニャ、世界選手権を獲るという偉業を成し遂げています。

 

ロードレースファンの皆様なら、クラシック(モニュメントを含むワンデーレース)もグランツールも世界選手権も獲るベルギー人を他に知っていると思います。

そう「エディ・メルクス」ですね。

 

エディ・メルクスはまさに伝説的なロードレース選手の一人です。

グランツールはすべて総合優勝しており、ジロとツールに至っては5回も総合優勝を決めていまし、モニュメント制覇、アワーレコードの樹立など記録のオンパレードです。

 

さてそんなエディ・メルクスを支えたチームの一つとして有名なのが「Faema(以下:ファエマ)」ですね。

ファエマは1945年にイタリアはミラノで創立したエスプレッソマシン等を販売するメーカーで社名は「Fabbrica Apparecchiature Elettro Meccaniche e Affini」の頭文字を取っています。

彼は2年間の間、世界中の人々の脳裏にこのスポンサー名を脳裏に焼き付ける大活躍をします。

走る広告塔とはよく言ったものです。

ちなみにこのファエマを始めとして、コーヒーに関連した企業がプロロードチームのスポンサーをつとめることは当たり前になっていきます。

Cafe de Colombiaや、Team Saeco、Jittery Joe's Cycling Team、そして我らがTREK Segafredoもイタリアのカフェチェーン「Segafredo Zanetti」がスポンサードしていますね。

Segafredoは関東と沖縄に店舗があるので機会があればぜひ立ち寄ってみてください。

 

こうして、コーヒーはロードレースを経済面からも支えているのです。

カフェインと競技能力

コーヒーにはカフェインという栄養素が豊富に含まれています。

このカフェインには覚醒作用、利尿作用、鎮痛作用など様々な生理作用が報告されています。

運動栄養学の観点からもカフェインは注目をされています。

国際スポーツ栄養学学会によればカフェインには、持久力や筋力など有酸素無酸素に関わらず競技能力を向上させる作用があるとしています。

タイミングとしては摂取形態(固形物状なのか液状なのかゾル・ゲル状なのか)によっても異なるが競技時間の60分前の摂取を推奨しています。

 

自転車も例に漏れず有酸素運動に該当しますので、ライドする日の朝食にコーヒーを1杯飲めばその日のトレーニング効果も向上するかもしれません。

実際には国際スポーツ栄養学学会は体重あたり3~6mg/kgの摂取でパフォーマンスの向上するのではないかと報告しているため、一杯のコーヒー(約150mL)では80~100mgのカフェインしか接種できないため効果の程は定かじゃありません。

 

ロードレース界を見てみてもチームバスにはドリップマシンが備え付けられていますし、トレーニング中に選手がカフェでくつろいでコーヒーを飲んでいるメディアなんかもたまに見かけます。

しかしながら、これらはおそらく競技能力の向上を期待するというよりも文化的なものであったり僕が事務仕事のときにコーヒーを飲むのとさして変わりないものだと思われます。

 

ちなみに、カフェインは有用な効果だけでなく睡眠の妨げ等の有害作用も報告されているためサプリメントとしての摂取はなるべく避けましょう。

カフェライド

ロードバイクはシティサイクルと違って自転車に乗る事自体が目的と言えます。

ですが、乗り方と目的は人それぞれ千差万別です。

例えば僕自身に照らし合わせてみると坂道を走ることが目的なのでその際の道中などは短ければ短いほどよく、坂道は長ければ長いほど長いほど幸せな気持ちになります。

 

それに対してグルメライドも自転車の乗り方の一つでしょう。

そしてその目的地としてピッタリなのは何と言っても「カフェ」でしょう。

長い時間サドルの上で過ごしていると途中でホッと一息を入れる必要がある人が大半であり、それを満たしてくれるのはカフェで飲む珈琲と甘いものです。

最近はSNSの発達している関係上おしゃれなカフェもたくさん軒を連ねています。

なので程よい距離にあるカフェを目的地としてカフェライドは非常にやりやすくなっています。

 

また、昨今は空前のグラベルブームもあり、コーヒーセットをパッキングして走りに行き、目的地、あるいは、良さげな場所で立ち止まって珈琲をいれてゆっくりとした時間を楽しむ走り方も流行っています。

これもれっきとした自転車の楽しみの一つですよね。

最後に

「自転車とエスプレッソって関係あるの?」という一言から自分なりに色々と紐解いてみました。

上記の質問に対してお答えするとすれば「伝説的なレーサのエディ・メルクスやTREK Segafredoを経済面から支えているのがFaemaやSegafredo zanettiのようなエスプレッソに関わりのある企業がある」となるのでしょう。

しかし、本稿で述べた通りエスプレッソにかぎらず、自転車という文化と珈琲という文化は様々な形で融合し共存してきているのだなと感じました。

 

 

ちなみに僕は生粋の「紅茶派」であるということを結びの言葉とさせていただきます。

 

ではまた!

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