2020/08/31(月)
メンテナンス岡山店
シクロ用のチューブラータイヤ取り付け作業です!

岡山店のyoshikiです。
今回のブログは先日紹介したホイールに遂にチューブラータイヤの取り付けが完了したというものです。
組み上がったホイールにチューブラータイヤを貼るだけというものなのですがシクロクロスでのチューブラータイヤは泥や水などによってタイヤが浮いて剥がれないようにしっかりと貼り付ける必要があります。
ロードバイクではチューブラーテープを使って貼り付けることが多いのですが泥や砂地など過酷なシーンで使用されるシクロクロスの場合、チューブラーテープで貼っただけではタイヤとリムの隙間から泥水などが侵入し徐々にタイヤが剥がれてしまうケースがあります。
そのため、今回はリムセメント(タイヤ用接着剤)を使って貼り付けます。
まずはリム側にリムセメントを塗っていきます。
中心付近だけでなくリム側面のギリギリまで塗っておくのがポイントです!
更に、リムの中心部分は窪みがあるのですがタイヤとの機密性を上げるためにも数回の重ね塗りを行います。
今回の貼り付けは塗っては1日おいてを3回繰り返しました。
そしてタイヤ側にもリムとの接地部分に薄く塗っていきます。
タイヤも今回は初めてということで3回の重ね塗りを行いました。
そして貼り付け前にはリム、タイヤそれぞれにもう一度薄く塗りタイヤをはめ込んでいきます。
この時にタイヤがリムに対して中心にはまっているかを確認していきます!
そしてようやく念願のシクロクロス用チューブラーホイールが完成です!
シクロクロスでは低い空気圧での走行が多いのですがその際、しっかりと貼り付けられたチューブラータイヤはチューブレスやクリンチャータイヤよりもコーナリング時のグリップ力が高いと言われています。
その効果はこれからの確認ですが早速使ってみたいところです!
またロードバイクもそうですがチューブラーホイールはリムの外周部分が軽くなるため漕ぎ出しがすごく軽く感じるのもいいところです!
前後の取り付けで見た目の印象がガラッと変わるのもいいですね!
さて次は色違いのこちらのホイールの仕上げですね!!
以上、岡山店の高橋からシクロタイヤ(チューブラータイヤ)貼り付け作業レポートでした。