2019/05/21(火)

メンテナンス

岡山店

チョットのことでトラブル解決 スピナジーホイールのベアリング交換

岡山店のいけどんです。

 珍しいホールのメンテナンスが入り作業しました。

ご存知でしょうか、私がロードバイクに乗り始めた頃は

この4枚ブレード(左右で8枚)のホイールに魅せられたものです。

 

さて、

私自身はこのスピナジーのハブ・ベアリング打ち替え作業は初めてでしたので

事前にネット検索で作業することになりました。

 

しかしながら

調べてみてもベアリング作用途中の画像などは全く無く

半ば手探り状態で進めることとなりました。

 

今回はベアリングの外し作業を順にご紹介してゆきます。

 

 

ハブ・ベアリングを外す前に・・・

 

ネットでもありましたが

まず最初に

いちばん外側の半月パーツを外しますがそれには

パーツのさらに内側にハマっている

Cリング(左右)を外しておく必要があります。

 

 

 

つづきまして

ハブ・ベアリングの抑えとして

更にCリングが(左右)ハマっています。

これを外します。

 

 

外した部品です。

ここからいよいよ

ベアリングを外して行くわけですが・・・・

 

 

先に抜き終わった状態を載せちゃいますが (笑)

まだこの段階では

『恐らく、こうなってるだろうなぁ』と予測しながら

作業を進めております。

 

慎重に、その答え合わせと不具合対策を考えながらの作業。

かなり集中しております。

 

軸を抜き取ります。

 

ベアリングは2つ。

軸側にも、ハブケース側にも圧入してベアリングを固定しています。

 

ネットで調べるとハブケース側の加工不良なのか

かしめ力(りょく)を左右均等にするためか

ベアリングの外径が左右で微妙に違うものがあるらしいです。

自分だけが判るマーキングを施し

抜いたベアリングの左右と方向性、圧入深さなどが後で判るようにしておきました。

 

写真はベアリングを抜く為に軸を『コンコン』と叩き出すための

ホイールを支えるために使う台として、数ある工具の中から選びました。

台の内径は、打ち抜かれたベアリングが何とか通るくらいの寸法です。

 

 

作業風景はこんな感じ。

作業台が痛まないようにウエスを引き

台(工具の中から選定)

ホイールの順に載せ

ハンマー等で

ベアリングの抜き具合を確認しつつ、優しく作業してゆきます。

 

 

途中経過です。

ちょっとずつハブケースからベアリングが

叩いた軸に押し出され出てきています。

 

 

下に引いた台を長いものに替え

慎重に、軸を叩いてゆきます。

 

叩くチカラが軽くなるのを感じたら

チカラを加減しさらに優しく

軸を最後まで抜き取ります。

 

 

抜き取った軸はまだ

ベアリングが残っている状態。

 

また、ハブケース側にはベアリングが1つ残っている状態です。

2つを並べるとこんな感じ。

 

軸には

左右のベアリングの位置関係を出すために

段差が設けられているのが判ります。

 

 

ハブケース側の写真

こちらにもベアリングの位置関係を正しくするために

段差が設けられています。

 

ハブ・ベアリングを外しましょう。

 

軸から残っているベアリングを外しましょう。

抜くにあたり使った工具類。

 

プレート状のものを下敷きに

軸を立てて

筒状の工具を差し込み

ベリングの抜き具合を確認しつつ慎重に作業します。

 

 

ハブケースに残っているもう1つのベアリングは

専用の工具で抜いてやります。

こちらは専用工具なので

比較的安心して作業が進められました。

 

 

ベアリングを外し終わった状態。

 

ベアリングの寸法を確認

 

ネットで紹介されていたように

ベアリング寸法が違うとなると

このあとの作業に支障が出ます。

 

少なくとも

ベアリングの内径、外径、厚みを

圧入されていたものと

交換用のものと確認します。

今回は左右のベアリングに差は無く

交換の物が使えそうで『ホッ』とひと安心しました。

 

このあとの作業は

今までの逆の順でベアリングを圧入してゆくわけですが

ポイントは

・ベアリングを真っ直ぐ圧入するために片方ずつ作業すること

  斜めに圧入されるとケースが痛み、ベアリングの保持力が低下するばかりか

 ホイールとしても致命傷に

 

・叩き過ぎてベアリングを傷めないこと

  ベアリングは内・外輪とその間に納められている球体で出来ている構造部品ですから

 チカラを加えすぎてベアリング本来の性能を落とさないようにする

 

・回転を確認しながら作業すること

  作動を確認しながら作業

 

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

注)バイクの修理には、その症状により短時間で直るものや、

バイクをお預かりして検証しなければいけないものなど様々です。

また特殊な部品を使用していて、部品の取り寄せや取り付けに

時間が掛かるのものがございます。

緊急の場合でも症状によっては

イベント終了後に再度お持ち込みをお願いする場合もございます。

予め ご了承くださいませ。

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