自転車通勤を始めよう!
自転車で通勤してみませんか?
皆様は、普段どのような手段で通勤・通学されていますか?
車、バスや電車なんかが多いかと思います。
その選択肢のひとつにぜひ自転車を検討してみてはいかがでしょうか?
ただ、自転車で通勤・通学となると課題や不安、疑問なんかがあろうかと思います。
ですので「自転車通勤・通学」を始めるに当たって情報をお届けしたいと思います!!
自転車通勤・通学に向いている人
通勤・通学の距離が短い人!
クロスバイクを始めとするスポーツ自転車は、いわゆるママチャリと呼ばれるシティサイクルに比べると軽くて走りやすいので行動範囲がとにかく広がります。
具体的に言うとクロスバイク・MTBなら10km、ロードバイクなら20km圏内であれば1時間程度で走ることが可能です!
特に岡山↔倉敷は通勤時間帯なら車よりも自転車のほうが速い場合もあります。
大学生・新社会人
新生活を始めるのには、とにかくお金がかかります。
そこに車を持とうとすると、車の免許取得、車、駐車場代、保険代(自転車も保険加入は岡山・香川はともに義務)、ガソリン代など諸々の費用が重くのしかかってきます。
自転車であれば、車の免許を取るための教習費用があれば購入可能です。
また、駐車場代やガソリン代等の維持費も不要です。
タイヤなどの消耗品も変える必要がありますが、車のトータルの維持費に比べれば安いものです。
健康診断で数値を指摘された方
40代を超えると健康診断で色々な数値を指摘され始めます。
HbA1c、LDLコレステロール、トリグリセライド、腹囲、血圧・・・・
こういった数値は、普段の食生活や運動習慣の乱れが原因の方が大半です。
そういった数値を改善させるには、週間的な運動がオススメです。
ただ、いきなり毎日やると大変だと思いますので、週に1回からでも大丈夫ですよ!
自転車通勤に必要なもの
自転車で通勤するには、自転車本体以外にも様々なものが必要になります。
ですが、スポーツ自転車は反射板と良くてペダルがついてくらいで、アクセサリーは付属してこないことがほとんどです。
ですので、通勤で使う場合にはその目的に合わせたアイテムを揃える必要があります。
具体的には、以下のようなアイテムが必要です。
ヘルメット
自分は事故らない自信があるからヘルメット必要ない、ヘルメットをかぶるなんてダサいからかぶらないという方が大半です。
残念ながら、皆さんの意思に反して事故は気をつけていても理不尽に襲いかかってきます。
その万が一の際にヘルメットはたった5千円から1万円ほどで命を守ってくれる”最強”のアイテムです。
万が一死亡する、そうでなくとも後遺症が残っても周りの人に多大な迷惑をかけてしまいます。
最近のヘルメットはデザインも機能性もかなり進化していますので、絶対に被りましょう。
必要性を感じてから買おうは遅いです。
前後のライト
ライトに対して、暗いときに自分の視界を確保するためのアイテムだけだと思っている方が非常に多い用に思います。
もちろん、メインの役割はその通りです。
しかしそれ以外にも、プラスの役割としてご自身が自転車で走っていることを周りに知らせる役割もあります。
なので、夜間や日中など時や場所は選ばずにいつでもライトを点けることを強くおすすめします!
空気入れ
クロスバイクやロードバイクはシティサイクルで使っている空気入れは基本的に使えません。
空気を入れる口金の部分が根本的に違うからです。
また、空気圧の管理も非常に大事になってきます。
指定の空気圧まで空気を入れていないとそれが原因でパンクをします。
なので、必ず口金があっていてメーターがついている専用の空気入れを用意しましょう!
その他
それ以外にも以下のようなアイテムがあると便利です。
カギ:スポーツ自転車は非常に人気があるので防犯はしっかりとしましょう!
グローブ:手の痛みや、万が一コケたときの怪我防止になります。
サドルカバー:おしりの痛みを和らげてくれます!乗り慣れてきたら不要になります。
キックスタンド:場所を選ばずに自転車を立てて置けるので休憩の際に便利です。
スマートフォンホルダー:ナビゲーションを使いながら走りたいときに便利です。
クロスバイクとロードバイクの違い
素朴な疑問として多いのはこれかと思います。
そもそも、シティサイクルとスポーツ自転車の違いをWAVE BIKESではこのように定義をしています。
・変速を適切なタイミングで変えながら乗る事のできる自転車
・ペダルを回しやすい
つまり、シティサイクルのように物や人を輸送する交通手段としての自転車ではなく、自転車に乗ってツーリングを楽しむための設計が施された自転車ということです。
さて、主題であるクロスバイクとロードバイクの違いはそれぞれの特徴を比較していただくのがわかりやすいと思います。
ですので、それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。
「クロスバイク」
・マウンテンバイクとロードバイクのハイブリット
・ハンドルの形状はまっすぐ
・前傾姿勢がやや低い
・タイヤ幅が一般的なロードバイクと比べると太い
・ロードバイクと比較すると安価なものが多い
・街乗りにも使いやすい
「ロードバイク」
・ハンドルの両端が曲がっているので長距離乗っても細かく姿勢を変えることができる
・前傾姿勢が深い
・抵抗を減らすためにタイヤが細い
・クロスバイクより同じ力で漕いでもスピードが速い
・クロスバイクよりも行動範囲が広い
上記のように形が似ていても特徴は違います。
後述しますが、ご自身にあった方を買うようにしましょう。
よくある質問
Q:始めるのにいくらくらいかかりますか?
A:自転車の種類にもよりますが、クロスバイクなら合計15~20万円程度。ロードバイクなら20万以上必要です。
【解説】
上の項目でも説明しましたが、スポーツ自転車は乗る人それぞれの目的に合わせてカスタマイズできるようにアクセサリーなどはほとんど付属しません。
どんぶり勘定にはなりますが、通勤などで使う場合は自転車の本体代に+5万円は必要だと考えていただければそう間違いはないかと思います。
スポーツ自転車自体は、しっかりとメンテナンスさえすれば5年以上は乗れることがザラですので使用年数で考えれば非常にリーズナブルな乗り物だと思います。
参考までに丸亀店でおすすめしている初めての方向けのセットを紹介します(※2023年10月時点での価格をから計算しております)。
Q:クロスバイクとロードバイクならどっちがいいですか?
A:ケース・バイ・ケースです。
【解説】
上の項目で、クロスバイクとロードバイクの違いについて簡単に触れました。
例えばクロスバイクがおすすめな方は以下のような内容が当てはまる方です。
・少しでも予算を抑えたい
・使用する距離が10km圏内と比較的に短い距離
・通勤や街乗りがメイン
ロードバイクがおすすめな方は以下のような内容が当てはまる方です。
・使用する距離が10km以上と比較的に長い距離
・近距離であってもなるべく速く移動がしたい
・通勤だけでなく休日は趣味として自転車を楽しみたい
Q:雨の日はどうしているのでしょうか?
A:その日は、別の交通手段をおすすめします。
【解説】
自転車は雨でも問題なく使用できます。
特に最近は、ディスクブレーキと呼ばれる雨でもしっかりと制動力があるブレーキが普及しているので昔よりもより安全にはしることが可能になりました。
ですが、雨の日に乗るのは晴れの日よりも危険性自体は増すのでオススメはできません。
なので、その日だけは車やバスなどの代替となる交通手段をおすすめします。
それを承知で乗られる場合は、以下のポイントを抑えておきましょう!
・しっかりとした雨具や着替えを用意する
・事故防止のために明るい前後のライトを日中でも点灯させる
・自転車のお手入れをする
特に、ライトは非常に大事なのでデイライトにも対応した強力なライトを用意しましょう!
また、自転車のお手入れもチェーンを拭いて注油をすることからでも構いませんのでマメに行うことを推奨します。
Q:脚が競輪選手みたく太くなるのが不安です。
A:通勤程度の負荷であればむしろ程よく引き締まります。
【解説】
脚が太くなることを不安視される方が偶にいらっしゃいます。
自転車は、どちらかといえば有酸素運動といって絶えず呼吸をしながら行う運動に属することが多いです。
そうなると、体脂肪を燃やしてくれるので余計な脂肪は徐々に減ってきます。
その結果、スラッとした綺麗なシルエットの脚になります。
脚を太くするのであれば、無酸素運動(短距離走や重量挙げなどが無酸素運動に該当します)のトレーニングをかなり高レベルな水準で行う必要があります。
競輪選手は、専門的なトレーニングを行った結果であのような筋肉になります。
もし、それでも筋肉がみるみる付く場合は競輪選手の素質があるかもしれませんね(笑)
ついでに環境保全にも
最後に、自転車通勤を始めることで環境に配慮することができます。
TREKの試算によれば、車のかわりにTREKの自転車で692km走るとその自転車を作ったことで排出された二酸化炭素を相殺できるそうです。
692kmがどれくらいかといいますと、おおよそ東京駅から広島駅までの片道分の距離です。
そう聞くと、途方もない距離のように思います。
ですが、岡山駅と倉敷駅、もしくは、高松駅と坂出駅の間を自転車で通勤すれば約1ヶ月で達成できてしまいます。
仮に片道10kmだったとしても約3ヶ月と少し、片道約5kmでも約半年で達成できる計算です。
どうでしょう?
そんなに難しくないように思えてきませんか?
さぁ自転車通勤を始めてみましょう!
いかがでしたでしょうか?
本稿が皆様の自転車通勤を始める後押しになっていれば幸いでございます。
今回で、皆様の疑問や不安をすべて払拭させることは難しいかと思います。
そんなときは、皆様のお近くの店舗にご相談ください。
経験豊富なスタッフが皆様個々人のお悩みに直接お答えもできますし、実際に試乗車にお乗りいただくこともできます。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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