「雨っぽいね……」

そんな言葉から始まった小豆島サイクリング。

若菜にとっては初の小豆島サイクリング。

先にお伝えしますが、強行突破しました！！

ということで初の小豆島サイクリングブログスタート！！

「しとしとしと」

当日の朝4時半。イベント前に聞いたことのない擬音語とともに目を覚ましました。

「雨だ」

岡山県は雨。いや、小豆島は大丈夫だろう。

眠気眼にスマートフォンを取り出し、小豆島天気と調べました。

「10時くらいまで雨だ」

天気予報を見ながら微笑みました。

とりあえずやけっぱちだ。私がどうこう考えたって時は進んでいく！

メイクもそこそこに、家の目の前にとまっていた代表車に乗り込みました。

バナナをむさぼっている代表を横目で見ながらに「雨っぽいねぇ」と呟きました。

「いやこの雨は天気予報的にはやむ！こりゃあ誰か雨男がいるな！！！！小豆島サイクリングは毎年晴れとんじゃ！」

アドレナリンで目がガンギマリだった代表に

これ以上天気の話をすると、名もなき雨男の首根っこをつかみに行く勢いだったので

私はそっと口を閉じました。

「きゅっきゅっきゅっ」

窓の水滴を落とすワイパーの音とともに、集合場所であるフェリーターミナルに到着しました。

真っ暗大雨の中、着替えもない若菜はうっすい自転車ウェアで、

こんな天気でも来てくださる強者たちを誘導していました。

とりあえずやけっぱち組。そのようなメンバーが続々と集まりだしました。

「雨最高！ひゅぅー！はっはっは！」

大滝でタガが外れたのかなと思うようなMTB組の奇声を聞きながら、MTB組の強さを噛みしめていました。

もはやシャワーを浴びたんかと突っ込まれるレベルで濡れた若菜と

早起き＆雨いうコンディションで目が決まりつつあるWAVEメンバーと

目ガンギマリな我らが代表をを連れたフェリーは

異国の地小豆島へと向かいました。

「小豆島ついたけど雨降っとるがな。あるんかいな」

さすがの強者たちの目にもそのような影が映り始めました。

と、代表が号令「集合！！！！」

いそいそと建物の中に移動する濡れネズミたち。

代表からこんな天候のためキャンセルする方も多く、人数が変わっているため

「1.2グループ合体」「寒霞渓はなし！！！！」

その２点がが伝えられました。

目ガンギマリ寒霞渓４本登りクロスファイヤー組の身を案じながら、

ならゆるゆるライドだぁ！（＾ｖ＾）と少し心をなでおろしている若菜がいました。

だってもともと小豆島外周コース１番グループだったのに急に寒霞渓1本グループになってたんだもん。

楽しくゆるゆる小豆島をめぐって、小豆島の名物たくさんたーべよっと！！！

小豆島・島・島をなめていました。

アナゴ井手さんチームとは別行動に、お昼ご飯未定チームは代表チーム高木さんチームの2チームに分かれました。

私はいそいそと高木さんチームのしんがりにつこうとしたのですが、小豆島出身Tさんから「道がわからなくなった際に最後尾は僕の方がいいと思う！」という優しいお言葉をいただき

小豆島初心者若菜はチマっと後ろから2番目の立ち位置につきました。

「日本一短い海峡やぞおぉ、写真撮るやつは撮れよ！」

代表の優しい言葉が空中分解したところで我らの小豆島サイクリングが始まりました。

まず到着したところが『大阪城石記念公園』

とその前に小豆島

坂が多い！！！！！！！

母ことリンリンが昔、小豆島にFX4で行ったことがある！と吹聴していたので

正直平地だと思っていました。

全然坂やないかい！！！！

母のすごさを痛感しながら坂を登っていきました。

ただ景色が綺麗( ｀ー´)ノ

島というだけあって周りを見るたびに海！！！

あまり見かけない非日常感を楽しみつつ、汗だくになりながら目的地に進んでいきました。

『大阪城石記念公園』では代表の岩貝に群がり、小豆島の味覚を楽しみました。

ひぃひぃまたもや坂を登った先には小豆島出身Tさんおすすめ絶景スポット『さぬき百景 福田海岸』

この辺りでは雨もやみ、楽しい！わくわく！小豆島サイクリングになってきました。

ちなみに上記にてサラッと記載した『玉永さんご厚意のホイール』

こちらが目を引ん剝くくらい良かったです。

詳しくは上記のブログにて玉永さんがわかりやすく書いていらっしゃるのですが

まずこのタイヤ『Vittria Corsa Pro Control』

700×30という太さの安心感！雨の日の下りの安定感！！！

私がTREKのR3 700×28(チューブレス仕様)を使っているのですが

28Cと遜色ないくらいスピード感があるのに下りはしっかりグリップしてくれる！最高！

となりました。

また、玉永さんおすすめの3bar入れたのですが

(ちなみに玉永さんのブログを見たら2.5barと書いてあり御察し)

乗り心地やわらかい！！！！！！！

タイヤがつぶれている感じではないのに優しく包まれている乗り心地でした。

また、ホイールは『ボントレガー Aeolus Pro 37 TLR ディスク ロード ホイール』をお借りしたのですが

私のホイール Elite 35のかなり上位互換！

軽い！！！！！！

Eliteホイールは乗りなれてきたら、ほんのり重さを感じるのですが

さすがProホイール！全く重さを感じず、坂道もたくさんありましたがすいすい進みました！！！！

雨もあった小豆島完走できたのもこのホイールとタイヤのおかげといっても

過言ではないでしょう(^O^)

玉永さんありがとうございました！(全力)

ホイールタイヤ変えるだけで全然違います！！！(全力)

ホイールのハードルが高い方はタイヤからでも……！(超全力)

と、ご紹介でした( ｀ー´)ノ

気になる方は岡山店まで！

その後、さらに高松店Tさんのご厚意でスイーツ屋さん『平和堂』をご紹介いただきました！！！！

オムレットサンドを食べたのですが、おいしすぎました……！

やわらかい生地に挟まれた生クリームがたまらんかったです。

ぜひ行ってみてください！！！！

ちょうど、港から外周しているとお腹がすくタイミングなので

最高のお店ですよ( ｀ー´)ノ

11時もこえ、私のモチベーションは『お昼ご飯っっっ』となってきたちょうどその時！！！

イタリア料理屋さん『KAINA』に到着しました。

おひとりでされているお店だったので、12人の軍隊は2グループに分かれて

『先に食べる組』『二十四の瞳に行く組』となりました。

私はお腹がすきすぎて代表に目で訴えていたのですが、

察してくれた代表のおかげで先にご飯を食べることができました(幸)

この辺りから、私はひたすら「坂ってあるんですか……？ あとどのくらいあるんですか？ 」

botと化していました。

優しい皆様は「んー？ そんなにないよ？」とか「もうちょっとだよ」と優しい言葉を投げかけてくださっていました。

もってきたお荷物のリュックをアサギリさんに背負わせたうえ、

私自身ただのお荷物と化しかけていた高木さんチームは醤油の匂いをまとったお店に到着しました。

この辺りで代表たちと合流し、大人気？！オリーブリーゼントを見に行きました。

ついたら行列でした。

ほぉ、有名なモニュメントなんだなぁといそいそ並びました。

「これって誰が作ったの？ 何のためにあるの？」

と代表にねぇねぇと尋ねたところ

「こういう時はグーグルじゃあ！！！！！！！！」と一蹴されました。とほほ。

「最後の休憩だよぉ」

明らかにやつれている私に対して言葉を投げてくださいながら着いたのは『井上誠耕園』

ここでアナゴ組こと井手さんチームと合流し、「疲れてるね」とねぎらわれながら

「井手さんアナゴおいしかったですか？」「ん？俺だけ食べてないよ！」と頓珍漢かつ

井手さんのお腹が心配になる会話をくり広げたのち、炭酸ジュースを堪能しました。

「これが土庄港ですか？」「まだまだ」「じゃあこの港がそうですか？」「違うよ」

陣内智則さんのネタに出てくるダニエルのようなポンコツのやり取りをしながら

港を探して何千里状態の私を連れたグループは最後に『エンジェルロード』に向かいました。

基本海に埋まっているこの道はある一定の時間の時に出てくるといったものでしたが

私たちが行った際は道がありました。

「やったーーー！これで恋人ができるぞ！恋愛運アップ！」と本気で思い、

帰りの船でT姉さんに喜び勇んで伝えたのですが、「そんな迷信あるかい」と一蹴されました。

本当にここが海で埋まっているの？と思うくらい綺麗な道ができており

私たちは目的もなく進んでいきました。

高木さんに「フェリーの時間大丈夫？」と聞かれなければひたすら名もなき目的地に進んでいたと思います。

フェリーの時間は15時40分、その時の時間は15時過ぎでした。

どっひゃーと踵を返し本物のフェリー乗り場へ向かっていきました。

初めての小豆島サイクリングブログで長めのブログになってしまいました。

そのくらい小豆島には魅力がたくさんで時間を忘れるほど全力で楽しむことができました！！！(*'▽')

天気が不安定でしたが無事開催できてよかったです！！！！！！！

岡山からフェリーで1時間強なので、行かれたことがない方はぜひ行ってみて下さい( ｀ー´)ノ

寒霞渓も……また挑戦してみたいな(遠い目)

ご参加いただいた方お疲れさまでした！

最後まで読んでくださりありがとうございました（＾ｖ＾）

若菜でした！