こんにちは、玉ちゃんです

先日、アワイチをしてきましたので今回はそちらの様子をレポートさせていただきます！！

アワイチはその名の通り兵庫県の淡路島をぐるっと一周するライドです。

淡路島の外周は約150kmでかなりハイボリュームなコースとなっています。

似たようなライドで言えば琵琶湖を一周するビワイチがありますが、あちらが獲得標高が数百mなのに対してアワイチは1200mほど登りますので決して簡単なコースではありません。

とは言え、しっかりと休憩をとりながらペースをコントロールすれば決して無謀なライドではありませんのでぜひ皆さんもやってみてください！

今回は、明石海峡大橋側から時計回りに回るコースで走ってきました！

さて、今回は総社店とのコラボということで18名もご参加をいただきました！

ということで、集合場所の淡路島のハイウェイオアシスを目指します。

集合時間の少し前に到着したので自分の準備をしていると総社の常連様がこちらに

Aさん「タマナガくんちょっといい？ホイールがガタついてるんだけど見てもらえる？」

ホイールは定期的にメンテナンスをしないとしっかりと自転車に固定していてもガタが出ることがあります。

ホイールのブランドやモデルによっては出先ではどうしようもないものも多いのです。

見てみるとフルクラムのSPEEDシリーズだったので玉あたり調整をすればなんとかなるかなーと思って作業をしようとしたところ、ちょうど総社店の草井店長(以下草井さん)が戻ってきました。

Aさんが同じ説明をして草井さんも一緒に確認したところみるみる草井さんの顔色が・・・・

草井さん「これ必要なはずのキャップがついていない」

なーんだ

確かにばらばらにして車載したときになにかにあたって落ちたのか・・・

んー？でもDTスイスみたいにそんな簡単にキャップ外れたっけ？？

草井さん「朝、ガタのメンテしたときにつけ忘れたかも・・・・」

流れ変わったな

どうやら、Aさんがアワイチの前の点検で草井さんにガタがあると相談していたようでその時につけ忘れていたと。

封印！！！！

草井さんからすればお客様であり大事な友人でもあるAさんだったので相当ショックだったようで虚ろな表情をしてました笑

Aさんは「サポートカーできるよ！」と場を和ませようとしてましたが

僕含めそのやらかしを聞きつけたお客さんがワラワラと集まってきてこぞって草井さんの傷にデスソースを塗りに集まってきます。

愛されてるなー（他人事

ということで、早速DNSが発生する中、アワイチスタートです！！！

さて、僕も岡本もポンコツAも全員知らなかったのですがスタート地点である岩屋に新しいフォトスポットができていたようでスタート前にショートコースも含めて皆さんでパシャリ！！

最近はこういう自転車向けのフォトスポットが増えてきて嬉しいですね！

まぁ僕はあんまりそういう写真撮らんけど。

スタートである岩屋からまずは洲本のファミリマートに向かって駆け抜けていきます！

人数が多いので二手に分かれて(僕は3つに分けてたと勘違いしてましたが)トレイン走行をします。

追い風基調なのもあり先頭グループは平均35km/ｈの快速トレイン！！

いいペースで駆け抜けていきます！

そして、最初のチェックポイントの「ドラゴンクエスト記念碑」のモニュメントに到着！！

淡路島には言わずとしれたスクウェア・エニックス(正確にはエニックス)の不朽の名作「ドラゴンクエストⅢ」に登場する伝説の装備でるロトの剣とロトの盾があしらわれたモニュメントがあります。

ドラゴンクエストの生みの親でもあるゲームデザイナーの堀井雄二氏が洲本市の出身であるため設置されたようです。

ちなみに僕の初めてのドラクエはドラゴンクエストⅦです。

そして初めてちゃんとクリアしたのはドラゴンクエストⅨでした。

7は小学生にゃ長すぎる。

さて、ここはこの像以外は特に何もないので先を急ぎます。

最初の休憩は大浜海水浴場を超えて、更にホテルニューアワジも超えた先にあるファミマです。

ここは、かなりの数のサイクルラックと休憩のテーブルがあるサイクリストフレンドリーなナイスなコンビニです。

ここまでも40kmほどありますし、この先は水仙郷の登りが待っていますのでしっかりと休憩をとります。

40km走っても草井さんの頭はAさんのパーツをつけ忘れたことばかりでどこか遠い目をしています。

多分心も伽藍洞でしょう笑

精一杯の笑顔でこれです。

僕としては面白くてしょうがない。

さて、傷心中の草井さんは捨て置いてお昼ごはんの福良港まで出発！！

この先の水仙郷の登りはアワイチの山場の一つです。

平均勾配は3.5％ですが距離が4.6kmとそこそこあります。

獲得標高もまぁまぁあるので決して簡単なポイントではありません。

ですが、途中で下りや平坦もあるので休憩しながら回ればなんとかなります笑

ちなみに、僕はかなり調子が良かったので平均4.5倍で駆け抜けられました。

まだ余裕があったので本当に調子がよかったなー。

水仙郷をパスすると海岸線を抜けて気持ちいい平坦区間が待っています。

車通りも少ないので平坦が好きな方は楽しい区間ですね。

次の休憩ポイントである沼島行きの灘ターミナルまでひた走ります。

ちなみにここで2班に分けたんですが、先発の特攻野郎Aチームはかなりのアベレージで走ったようで合流したときにはぐったりしていました笑

こちらはというと、僕が先頭固定で走りました。

僕は非常に良い性格をしているのでみんながギリギリついてこられるぐらいのペースをメイクします。

初心者には優しいよ「初心者には」ね

結局どちらのトレインだろが皆さんぐったりしてました笑

ちなみに灘ターミナルは自販機はありますが売店はないので固形の補給食はファミマで買っておいてくださいね！

さてこのあとは福良港に向けて2個ほど峠を超えなければいけません。

1つ目の峠がこちらです。

グラフで分かる通り2箇所のピークをすぎる坂なのですがどう見ても2個目の坂がいかれています。

さてこんなときは、シャッターチャンスです。

みなさんがゆっくりになるので写真が撮りやすいですからね！

ということでスマホスマホ・・・・

ん・・・・？

は？

スマホがねーじゃん！

港に忘れちゃったゾ☆

はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、もう

ひとりUターンして回収に戻ります。

いくらヒルクライマーでも2回もここ登りたくないんやけど・・・・

そんなこんなで引き返していると途中でサイクリストの集団がこちらに声を掛けてきます！

「おーい」「スマホ忘れた？」と聞こえたので「はい！！」と返事します。

助かったー！！

停止を求められなかったのでおそらくフェリー乗り場に預けてくださったのでしょう。

下りながらだったのでお礼をきちんと言えませんでしたがホンマにありがたい話です。

さて、戻りついてフェリー乗り場の受付の方に落とし物届いてないですか？と確認

受付「預かってませんけど？」

あれれ～？

確かにGarminの腕時計もスマホに全く反応していません。

これもしかして、さっきの方たちが持っていってくれてる？？？

急いで戻ります。

案の定、優しきサイクリストの方たちが持っていってくれていたようでした。

その折は大変お世話になりました。

周りのお客さんからは「これでたまちゃんもやらかしたしブログ書けなくなっちゃんたんじゃないの？」といじりが入りますが

「何言っるんすか、こんなに美味しいこと書かないなんてもったいない」

さては反省してないなこいつ

僕達はエンタメの奴隷

さて、携帯を忘れるという現代人なのか疑わしいハプニングがありつつも無事にお昼前の峠の1つ目をこなし

2つ目に当たる福良港前の登りへと向かいます。

通常のルートですと風力発電所の直ぐ側を通るようなルートでなんの面白みのないきついだけの峠を超えます。

ですが、日に淡路島を2周したへんｔ・・・屈強な戦士からホテルニューアワジの方に抜けると景色が綺麗だよと教えていただき案内してもらうことに

ポンコツA＆ポンコツB「今どこ走ってるかわからん」

ポンコツ加減は底なしです。

こちらのルートも峠には変わりないですが迂回してい超えるようなルートですので勾配は楽でした。

写真だと非常に綺麗に撮るのが難しいロケーションでしたが肉眼ですと鳴門大橋を一望できるなかなかの景色でした。

少し道がわかりにくいですが覚えてしまえばこっちのほうがいいかも。

さぁあとは福良港に降りていくだけ！

お昼の福良港にはバイクラックが常設されており昼休憩にはもってこいの場所です。

食事としては海鮮丼をはじめとする海の幸や普通のレストラン、うどん屋などがあり

少し足を伸ばせばカフェやデザートなど少しおしゃれな食事を楽しむこともできます。

僕はというと海鮮丼は全く持って興味がないので穴子丼をいただきました！

骨がめっちゃ入ってたので少々食べにくかったですがカルシウムを補給できたので良しとしましょう！

他の方は生しらす丼やイクラ丼を食べられてましたよー

そして、ここには何と言っても

足湯があります！！！

僕はまだまだフレッシュでしたがここまででも足がへとへとになってるサイクリストからするとオアシスでもあり出たくなくなるトラップでもあります笑

レベル1の変顔ではいチーズ！！

と、そんな足湯の奥に以前は「AWAJI」の文字のモニュメントがあったんですが撤去されていました。

その代わりなのか不明ですが何故かコスプレコーナーがあったので

コスプレタイム！！

自転車のイベントによっては仮装して走るイベントもありますがライド中にコスプレすることは後にも先にもこれっきりでしょう。

いやその帽子似合いすぎでしょ笑

さすが船舶免許を持ってるだけあって海賊のコスプレが板についていますね笑

いつも以上に楽しめた福良港でした。

さて、そろそろ出発と思っていると高松のBさんからこの先通行止めらしいですよとの情報が・・・・

ほんまや・・・・

何でもGarminのサイコンには「穴」という警告が出てたとか。

いやそれだけ言われてもわからんやん・・・

とは言え、事前にわかったのは助かりました。

残念かは人それぞれでしょうが最後の大きな峠は大きくショートカットして帰っていきます。

さて、島の南西部をショートカットしたおかげで距離にして約10kmほど短縮されたばかりか目立った登りもカットになったのでだいぶ楽なコースになりました。

ですが、メッチャクチャ楽かと言えば平坦をほぼノンストップで走るのでペースによってはキツくもできます。

なので、キツくします笑

僕は参加者を見て難易度を変えるのが好きなんです。

※繰り返しにはなりますが初心者には優しいです

島の西側を北上して帰りますが、こちら側は観光客向けの施設が海沿いに並んでいるだけで信号などは少なく道が狭い割には比較的快適に走ることができます。

そこを黙々と走り続けます。

とは言え、休憩を挟まないと無謀なライドになってしまうので途中コンビニに立ち寄ります。

大好物の飲むヨーグルトで小休止と思っていると

Yさん「この間変えたばっかのコンチネンタルのタイヤがサイドカットしてる！！」と

見てみるとたしかにタイヤのサイドが裂け中からTPUチューブがこんにちはしていました。

あらあらまあまあ

じゃあ本日初のスタッフらしいことしちゃおっかナ！！☆

サイドカットをしてしまうとその裂け目に空気圧が集中してしまいチューブがバーストしたり、そもそもその裂けたところに物があたってチューブに穴があいてパンクします。

対処法としましてはまずタイヤの空気を抜いてビードを落とします。

そして、サイドが切れている部分に専用のパッチ、もしくは折りたたんだレシートやお札などすこし硬さのある薄いものをあてがいます。

今回は僕が持っていったシールをあてがいました。

これのTREKシールを使いました笑

後は空気を充填すればこの通り！！！

しっかりと裂け目をシールが塞いでくれています。

これで万全・・・というわけではありませんがかなりマシになります。

現に今回はこのまま走り切ることができました！

あとは最後まで駆け抜けるだけです。

というわけでゴール！！！

トラブルしかありませんでしたがそれでも無事にゴール！！

11月とは思えない暑さでしたが非常に楽しいライドでした。

定期的にやりたいなー

次回はポンコツにならないように頑張ります！

ではまた！